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Dies irae 新装版発売 & 完全版サブタイトル公開

『Dies irae Also sprach Zarathustra -die Wiederkunft-』 発売
『happy light cafe』 第17回公開

紆余曲折がありまくり迷走しまくりなタイトルだったが、ついに発売される時がきた。しかし一週間前にパッチでプレイしてるし昨日の時点で商品は届いてるしで、個人的には今日の日の感慨は薄いな。自分たちのような訓練されすぎたダメユーザーではない、完全新規のユーザーって一体どれだけいるんだろうなあと思ったりもする。各所の予約ランキングとか見てもあまり上位に来てる印象はないし。

今回のhappy light cafeは正田崇&まゆきDがゲストということで、新装版の面白すぎるエピソードばかりで頭がおかしくなって死にそうだ。友情パワー強すぎというコメントはマリィルートのアレだろうし(確かに活躍しすぎだ友情パワー)、音楽(おそらく最初のドラマCDが初出のアレ)を追加するために交渉したことには「よくぞやってくれた!」と快哉を叫びたくなる。ラスト4連戦を書いてる時に正田とGユウスケが揃ってGENKAITOPPAしたくだりは「良くやったグッジョブ!」という気持ちと「心臓に悪いからもっと早くに目覚めておけよ」という気持ちの両方が入り交じる。さりげにクンフトが公式略称になってるのも笑いどころ。
なにより螢(あとエレオノーレ)への正田の偏愛っぷりには、不完全版を経てクンフトをプレイしたユーザーなら誰しも大笑いすること間違いなしだ。私の愛は破壊だなどと堂々と宣言するラインハルト様並みに酷い愛で、そりゃあかわしまりの嬢も文句のひとつも言いたくなるってもんだけど、逆にそれが螢ルートへの期待値が更に高まる理由になるんだから困りもの。
ある意味ではクンフト未プレイのユーザーは絶対に聞いちゃいけない回だと思うんだが、それを発売日ジャストに公開するlightはやっぱりlightだなあ。

そして完全版の告知も来た。以前からの予告通りにサブタイトルが変わって『Dies irae ~Acta est Fabula~』。サイトは月末の31日にオープンとのこと。螢ルートがすでに完成しているという事前情報から、クンフトが出てからそれほど間を置かずにアペンドの情報が来るだろうとは思っていたけれど、予想を上回るハイペースで驚きを隠せない。
そういえば今回の香純ラジオで「蓮が発声練習をしている」ってネタがあったが、これは単に一部の呪文詠唱やクライマックスなどで不完全版と同様に蓮(先割れスプーン)が喋るってだけなのか、それとも完全版では蓮もフルボイスになるという予告なのか、どっちなんだろうか。パラロスの時にも「ここでライル(ナハト)に声があれば!」と血涙を流したことだし、後者であってほしいものだけれど。

(以下、Dies irae新装版のネタバレを含みます。閲覧注意)




今回のラジオで正田崇が「クンフトでのサブタイトルの使われ方を考えると、アペンドでのサブタイの意味も推察できる」というニュアンスの発言をしていた。
完全版(アペンド?)のサブタイトルである“Acta est Fabula”を調べてみると、ベートーヴェンも引用したローマ皇帝アウグストゥスの有名な最後の言葉の原語だった。「(喝采せよ、)芝居は終わりだ」という意味。そして、クンフトにおけるサブタイトル、“Also sprach Zarathustra”は無論ニーチェの「ツァラストゥラはかく語りき」の原題。
クンフトにおいては、マリィルートの最終決戦直前、流出位階に到達した蓮とラインハルトが叫ぶ決めのコールで使われていたが、それが“変わる”ということは、今回の顛末を「歌劇」「芝居」となぞらえていたメルクリウスと決着を付けるルートが完全版である…ということなのかもしれない。順当に考えれば玲愛ルートあたりだろうか。

あとは、櫻井螢の騎士団名は「Leonhard August」であり、周知の通りAugust(8月)の由来はまさに尊厳王アウグストゥスから来ているから、その辺をシナリオに絡めてくるのかも。

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