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『Steins; Gate』 シュタインズ・ゲート 公式資料集

シュタインズ ゲート 公式資料集 : ¥2,415(税込)
シュタインズ・ゲート 公式資料集 | Xbox360 | 攻略本 | 株式会社エンターブレイン
Amazon.co.jp: シュタインズ・ゲート 公式資料集 (ファミ通Xboxの攻略本): ファミ通Xbox編集部: 本

志倉千代丸へのインタビューで、『スナッチャー』や『ポリスノーツ』なんかの小島秀夫ADVに言及されているのはなるほどと理解出来たんだが、話が太古のコマンド選択式ADVまで遡っていて笑ってしまった。さすがにやったことないや(笑)。というか、志倉氏が思っていた以上にアドベンチャーゲームへの造詣が深くて感心したし、なればこそのフォーントリガーシステムだったのかと納得も出来た。

「『シュタインズ・ゲート』のひみつを全部おしえちゃいまーす♪」(byまゆしぃ)との帯の触れ込みではあったけれど、「伏線回収は9割程度にとどめて、ユーザーが考察する余地を残す」という開発側のスタンスが影響していたのだろうか、「本書でしか明かされない新事実」はそれほど多くなく、本編の内容の補完的な意味合いの方が強かった。内容自体は良く出来ていると思うが、本書を読む前に攻略・考察Wikiに目を通してしまっていたので、ちょっと物足りなさがあったのも確か。ただ、本編のオカリンの主観の推移を確認出来る世界線年表はとても分かりやすくて良かった。

それにしても、タイムトラベル作品紹介の項で、他はすべてすぐに連想したのに『フラッシュフォワード』(ロバート・J・ソウヤー)だけ既読であるにも関わらず思い出さなかったことが屈辱だ。くっ。CERNとLHC実験というモロの題材だったというのに。
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