FrontPage - Steins;Gate/シュタインズ・ゲート 攻略・考察Wiki
4Gamer.net ― これは“神ゲー”かも。「ゲームで泣くとか(笑)」という人にこそお勧めしたい「Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)」レビュー(Steins;Gate(シュタインズ・ゲート))
“神ゲー”と話題沸騰! Xbox 360『シュタインズ・ゲート』超ロングインタビュー掲載 - 電撃オンライン
これが私の勝手レビュー:「シュタインズ・ゲート」が気になってるけど最後の一歩が踏み出せないアナタに (1/3) - ITmedia Gamez
かなり時間が掛かってしまったが、やっと『Steins; Gate(シュタインズ・ゲート)』をコンプリート。
面白かった!!
全体構成の秀逸さという点では、ここ数年プレイしたタイトルの中ではずば抜けて良かった。いわゆる「キャラを攻略する」タイプのギャルゲ―というよりは、物語を読み進めていくうちに結果的に女の子と仲良くなっていくというわりとオールドスタイルな、オーソドックスなアドベンチャーゲームの体裁で、DOS後期のADVゲーム(ついでにその数年後のサターンへの移植ラッシュ)通過世代としてはむしろ懐かしい。こう書くと老害臭くてイヤなんだが、全盛期の剣乃(not菅野)シナリオを思い出す感じでもある。情動の盛り上がりの“仕掛けかた”が極めて巧妙で、しかしそこにある種のあざとさがあるところも剣乃っぽいと言えないでもない。
SFのギミック部分もなんちゃってなものではなく、予想以上にしっかりしていた…というか良く出来ていて、虚実の織り交ぜかたが絶妙。(Dメールの仕掛けは個人的にはJ.P.ホーガンを思い出したんだけれど、実際はどうだったんだろうか)随所で見受けられる2ch(作中では@ちゃんねる)用語をはじめとするネットスラングやリアル秋葉の風景が「現実と地続きである」という感覚を呼び起こさせるのもタイムリープを「もしかしたら、リアルで実現できるのかもしれない」と錯覚させてしまうディテール構築に一役買っていたと思う。
そしてとにかく演出が上手い。「フォーントリガーシステム」のプレイヤーに能動的に物語に介入させて没入感・一体感を作り出す仕掛けが美事であるのは言うまでもないが、細かいところの演出がいちいちキマッている。「赤いゼリー」とか「開いたままのドア」とか「失敗した」とか。Trueルートに突入してからは最初から最後までクライマックスで脳汁あふれ出てどうしたらいいか困ってしまうくらい。
それを下支えする声優の演技も良い。ミンゴスは基本ヘタあんまり演じ分けが出来る人じゃないけれど、今回は当て書きじゃねーのかと思うくらいハマっていた。関智一がHENTAIオタク役というのはある種最近の流れではあるけれど、予想以上に良かった(ところどころ無理してるなあと思わされるところがあったのはご愛敬か)。そして岡部倫太郎a.k.a.鳳凰院凶真を演じた宮野真守の熱演!中盤以降の血を吐くような気合いの入りまくった演技も良かったけれど、厨二病モードからふと素に戻った時のちょっと情けない、年相応の声が微笑ましくて気に入った。
世間で言われてるほどの「泣きゲー」「神ゲー」なのか?と言われるとちょっとそれはどうよと思わないでもないが、コンプリートまで50時間近く、ガッツリと作品世界にのめり込んでプレイできたのは事実。本当に面白かった。出来ればこういうタイトルはエロゲというフィールドで出て欲しかったなーという気持ちもないでもないけれどね。
さて、封印していたニコ動とpixiv漁りの作業に戻るか。サントラと資料集とドラマCDも注文しないとな。エル・プサイ・コングルゥ。
4Gamer.net ― これは“神ゲー”かも。「ゲームで泣くとか(笑)」という人にこそお勧めしたい「Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)」レビュー(Steins;Gate(シュタインズ・ゲート))
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これが私の勝手レビュー:「シュタインズ・ゲート」が気になってるけど最後の一歩が踏み出せないアナタに (1/3) - ITmedia Gamez
かなり時間が掛かってしまったが、やっと『Steins; Gate(シュタインズ・ゲート)』をコンプリート。
面白かった!!
全体構成の秀逸さという点では、ここ数年プレイしたタイトルの中ではずば抜けて良かった。いわゆる「キャラを攻略する」タイプのギャルゲ―というよりは、物語を読み進めていくうちに結果的に女の子と仲良くなっていくというわりとオールドスタイルな、オーソドックスなアドベンチャーゲームの体裁で、DOS後期のADVゲーム(ついでにその数年後のサターンへの移植ラッシュ)通過世代としてはむしろ懐かしい。こう書くと老害臭くてイヤなんだが、全盛期の剣乃(not菅野)シナリオを思い出す感じでもある。情動の盛り上がりの“仕掛けかた”が極めて巧妙で、しかしそこにある種のあざとさがあるところも剣乃っぽいと言えないでもない。
SFのギミック部分もなんちゃってなものではなく、予想以上にしっかりしていた…というか良く出来ていて、虚実の織り交ぜかたが絶妙。(Dメールの仕掛けは個人的にはJ.P.ホーガンを思い出したんだけれど、実際はどうだったんだろうか)随所で見受けられる2ch(作中では@ちゃんねる)用語をはじめとするネットスラングやリアル秋葉の風景が「現実と地続きである」という感覚を呼び起こさせるのもタイムリープを「もしかしたら、リアルで実現できるのかもしれない」と錯覚させてしまうディテール構築に一役買っていたと思う。
そしてとにかく演出が上手い。「フォーントリガーシステム」のプレイヤーに能動的に物語に介入させて没入感・一体感を作り出す仕掛けが美事であるのは言うまでもないが、細かいところの演出がいちいちキマッている。「赤いゼリー」とか「開いたままのドア」とか「失敗した」とか。Trueルートに突入してからは最初から最後までクライマックスで脳汁あふれ出てどうしたらいいか困ってしまうくらい。
それを下支えする声優の演技も良い。ミンゴスは基本
世間で言われてるほどの「泣きゲー」「神ゲー」なのか?と言われるとちょっとそれはどうよと思わないでもないが、コンプリートまで50時間近く、ガッツリと作品世界にのめり込んでプレイできたのは事実。本当に面白かった。出来ればこういうタイトルはエロゲというフィールドで出て欲しかったなーという気持ちもないでもないけれどね。
さて、封印していたニコ動とpixiv漁りの作業に戻るか。サントラと資料集とドラマCDも注文しないとな。エル・プサイ・コングルゥ。
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コメント
Steins;gateを泣き要素って、スポ魂とかにある目標の達成・強敵の打破による感動と同じなんですよね。Steins;gateを泣きゲーとして進めるのは、スラムダンクなどを泣ける漫画と薦めるのと同じで俺も疑問が残ります。
5pb.×Nitro+の科学シリーズはまだ続くようですし、世界設定を共有している他の科学シリーズにも手を出してみるのも如何でしょうか?…Steins;gate並のクオリティとは言えないですけど;;
宮野真守の熱演はさすが俺が新世界の神だとか俺がガンダムだとか言う厨二キャラを演じただけあるというかなんというかw…っと、これ以上長くなりそうなので。
それでは、エル・プサイ・コン……ガリゥ
2010-03-10 21:28 Mio-Shiki URL 編集
Re: タイトルなし
私は時期を外してからのプレイなんで、リアルタイムでのプレイヤーとは違った受け取り方になってるとは思いますけれど。
といいつつも、作中いくつかの場面では目頭が熱くなるのを抑えられませんでしたがっ!(笑)
一番はやっぱり「鳳凰院凶真」の復活シーンでしょうか。
カオスヘッドは廉価版で安くなるみたいですし、青や……友永朱音目当てで買ってもいいかなとは思ってます。
2010-03-11 01:44 御名方 URL 編集