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『happy light cafe』 第31回 (『Dies irae ~Acta est Fabula~』情報)

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今週のhappy light cafeの更新は、ファーブラ発売以来久々に正田崇首領閣下が降臨なされた。正田登場の回は情報の密度が異様に濃いし、強気で口が悪いキャラなのでラジオを聞いていても刺激的で楽しい。GユウスケやまゆきDらが比較的おとなしめ(正田曰く「マイナスイオンが出ていそう」「“いい人”オーラがムカつく」)なキャラであるのとはとても対照的だ。


まず、玲愛ルートアフターが収録されるサントラ付属ドラマパートのシナリオが執筆完了、4月頃に発売予定とのこと。当初は20分くらいのボーナストラック扱いだったはずだが、執筆してみたら余裕で1時間コース突破してDie Morgendammerungと同じくらいのボリュームに……ってどんだけ暴走してるんだよ正田ァァァッ! ほぼ全キャラ出演のアフターストーリーを長く楽しめること自体は素直に嬉しいんだけど、なんでこれを2年前に(以下略)

エレオノーレは俺の嫁だからキャラの貶し合いになって、「ライバルキャラの足を引っ張ったり」「人気上位のキャラに“何であんな奴が人気あるんだ”みたいに罵ったり」「人気投票が下位のキャラをざまぁwwwwと蔑んだり」するようなノリが嫌なので人気投票はしたくないって話だが、カップリング投票ってーのもそれはそれで荒れてしまいそうな気がしないでもないんだけどな。つーかシュピーネさん×アンナちゃんとか誰得だよ。カップリング筆頭がメルとラインハルトになってしまうあたりは流石ディエス。いわゆる女性ユーザー受けというのは意識していなくてもそれっぽくなってしまうとか正田が語っていたが、ジャンプ作品なんかでも特に女性層を意識していない描写のほうが結果的に妄想力を刺激することが多いので、本格的にBLでも作らない限りは今のままで突き進んだ方が結果的にはいいんじゃないかなーと思う。っつーかエロゲでヘタに女性受けを意識されても色んな意味で困るしな。
カップリングの組み合わせを考えると、普通の[蓮×マリィ]みたいな主人公とヒロインのカプは票が割れてしまいそな気がする。[メル×獣殿][司狼×練炭][エレオノーレ×ベアトリス][ルサルカ×ロートス]あたりは固そう。個人的には[神父×リザ]の鴛鴦夫婦とか[リザ×エレオノーレ]の麗しき腐れ縁とか[玲愛×香純]の百合姉妹とか[練炭×ニート]の親殺し対決とかが見たい。……しかし蓮はどうやっても基本受け体質っぽいなあ。

11年前を舞台にしたドラマCDの話題だが、キャラをいっかい虐めて、それに対する反応を見ることでその内面を掘り下げていくという手法はいかにも正田らしいやり口だなあと感心するやら呆れるやら。戒は隙がなさ過ぎて困るだの櫻井の血は俺の嗜虐心を刺激するだのと言っていたが、戒はどんな感じでどん底に叩き落とされるのだろうか。玲愛ルートは本当に容赦がなかったから、それに匹敵するくらいに酷い目に遭わされるんだろうけれど。
それから、「声優さんに丸投げしてキャラの魅力を引き出して貰う」とか綺麗なこと言っていたが、メルクリウスがウザい理由は先割れスプーンにあるとか、お前が言うな(笑)。双頭鷲(ドッペル・アドラー)を変態集団に仕立て上げるあたり、どう考えてもお前の趣味だろうとツッコミを入れたくなってしまった。


今回の更新での一番のトピックスとしては、正田が描くシナリオは「神様の交代劇がある世界」で、『PARADISE LOST』と『Dies irae』、そして日本神話をネタにした新作は、実は全部世界観が繋がっているという驚愕の事実だろう。パラロスでのツォアルの描写と玲愛ルートEDの描写が似ていることや、共に神殺しがテーマだったことから可能性のひとつとして予想はされていたけれど、明かされたことの驚きはやっぱり大きい。というかニートがサタナイルをフルボッコにして出来たのがディエスの既知世界だとか、どんな未知だよ。
創造、流出とかの共通概念は次作に持ち越しとか、ディエスの登場人物の関係者が出るかも?みたいな話題には妄想をかき立てられるな。するってーとやっぱり司狼はジューダスの関係者で間違いなかったのか(笑)。ライルはツンデレっぷりが練炭、ソフィアは悲劇のヒロイン属性で玲愛、アストは問答無用で螢だろうか。

(以下パラロス・ディエスのネタバレにつきブラインド。要反転)

 不明 (パラロスの既知世界。理は不明)
→サタナイル (アストの超越により座に到達。パラロスED後のツォアル。理は不明)
→メルクリウス (超新星爆発(笑)でサタナイルを葬り座に到達? ディエスの既知世界。永劫回帰の理)
→マリィ (メルを抱きしめるかフリン(笑)と振ることで座に到達。マリィor玲愛ED後の世界。輪廻転生の理)
→不明 (新作の世界。理は不明)


座の交代についてはこんな感じになるのかな。

……しかし、この「世界観が繋がっている」ということについてはwktkする反面、ちょっと微妙に思うところもある。まず、新作はどうせだったらディエスとか旧作とか一切関係がないところでイチから設定を起こして欲しかったということ。この手の作品同士に関連性を持たせて云々というネタは古くから使われているけれど、その設定に縛られてgdgdになってしまうことも往々にして多いから。
それから、パラロスもディエスもその終わりが恒常的なものではなかったということに対して、ちょっともにょもにょと遣る瀬無い気持ちが起きてしまうこと。永遠なんてものはありえない――としても、パラロスの場合はぜんぜん“永遠のツォアル”じゃねーだろってツッコミが入るし(まあライルみたいな危険因子を放り込んでいたり、シンに囚われかねないノウを放置してたりするから綻びはあったのかもしれないが)ディエスはマリィがせっかく頑張ったのに放逐されてしまうのかとすこしションボリとしてしまう。まあその辺は新作での描写次第だろうし、今の時点でどうこう言っても仕方がないが。


ディエス以外のトピックといえば、新作『ソラニカ』が予約開始したこととかPSP版『R.U.R.U.R』の発売日が5/27に決定したことか。ソラニカはまだ情報公開してすぐだから様子見するとしてルルルルは結局伊藤ヒロはPSP版のライティングには関わっているのかどうなのか。『夢幻廻廊2』『ク・リトル・リトル』なんかも書いてるし、ルルルルにまで関わってられなかったって可能性もあるわけだが。
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