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浅倉久志 死去

浅倉久志氏=翻訳家 : おくやみ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
SF翻訳家・浅倉久志先生 逝去|お知らせ|東京創元社
浅倉久志 - Wikipedia

…………マジか。出たばかりの「SFハンドブック」を頼りに古典名作を読み始めた小学生の頃、印象深い作品はだいたい伊藤典夫か浅倉久志、矢野徹あたりが訳していて、特に浅倉訳はハズレが少なく「翻訳者買い」が出来る人だった(そういえば、近年でもテッド・チャンの「あなたの人生の物語」なんかを訳していたっけ)。当時少ない小遣いで欲しいタイトルをやり繰りする時には最優先で買っていたものだ。たぶん自分のような読み手は他にもたくさんいることだろう。
翻訳の作法については色々と議論されることもあるけれど、ティプトリーの「The Starry Rift」に「たったひとつの冴えたやりかた」という邦題を付ける素敵なセンスを楽しめることは、自分が「日本語で海外SFを読むこと」で最初に惹かれた要素だったので、その意味では自分にとってのSFを読む象徴のひとりだったのかもしれない。ご冥福をお祈りします。
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