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『BALDR SKY Dive2 "RECORDARE"』 終了

『BALDR SKY Dive2 "RECORDARE"』の全エンディングをコンプリート。サバイバルモードは妄想ファイルを全部取得したところで一時中断。しばらく放置していたらまた新しい修正パッチが出るだろうし、それからでもいいだろう。
難易度ノーマルだからかもしれないが、今回はラスボスがあまり強くなくてちょっと拍子抜けだった。即死FCはたしかに回避が難しかったけど、フォースの「お兄ちゃん…来て!」のほうがよっぽど手強かったような印象がある。フォース→スカイの間に自分がホットドガーになっていたって可能性も無いではないけど……多分無いな。基本的にアクションゲー全般が苦手(でもプレイするのは好き)なんで。

(以下、『BALDR SKY Dive2 "RECORDARE"』のネタバレを含みます。閲覧注意)





最終の空ルートでオリジナルの空よりも脳内クゥの方がよほどヒロインっぽい描写をされていたのは、お話としてはともかくキャラへの愛着が(Hシーン的な意味で)重要になってくるエロゲとしてはちょっとどうかなーと思わないでもない。俺はどっちでもOKだったが、パーソナリティの複製って概念には拒否反応を示す人もいるだろう。ただ、このSFエロゲ冬の時代に、予想以上にSF色を強めたシナリオをこんな大作に持ってきたことは高く評価したい。
オーラスの「永遠の終わり」の展開は、ちょうど今投票をやっていることと合わせて『ゼーガペイン ZEGAPAIN』を連想した。というか、ゼーガのストーリーラインと空ルートの展開はけっこう被るところが多いんで、興味を持った人はレンタルでアニメ本編を見て、その勢いのままゼーガペインに投票してくるといいんじゃないだろうか(宣伝)。量子論を主軸に添えた(作中では有名な「シュレディンガーの猫」で喩えられていた)並行世界をネタにしたアニメだったら『ノエイン もうひとりの君へ』『ダイバージェンス・イヴ』あたりを観てみるのも面白いだろう。SF読み慣れない人にいきなりイーガンとか読めって言っても辛いだけだろうしなあ。

声優さんの演技にも不満はない。空とクゥのさくらはづき無双とか、小者臭に溢れる演技がムダに上手い杉崎和哉とか、この手のキャラでは鉄板となっちゃた十文字隼人の中の人とか見所は山ほどあるけれど、今回の個人的な敢闘賞は主人公の門倉甲をフルボイスで演じた山下一真さん。学園生時代・現代(記憶無し)・現代(傭兵時代の一部記憶が復活)・現代(記憶欠落無し)と微妙にニュアンスを変えて、ベビーフェイスな若者と百戦錬磨の凄腕の傭兵という主人公の両側面を違和感なく演じきっていたことには恐れ入る。今回の戦闘シチュが盛り上がったことの理由のひとつに山下さんの演技の絶妙さがあったことは論を俟たないだろう。

Dive2は主題歌の挿入演出も良かった。Dive1がよほど不評だったんだろうか(笑)。Restoration、jihad、パラダイムシフトと大盤振る舞いだったけど、特に「Restoration~沈黙の空~」が流れる都合2回の展開はほんとグッと来た。KOTOKO(というかI've全般)のサウンドってあまり好みじゃないんだけど、たまに猛烈にゲーム補正が掛かって気に入る曲(たとえば『パルフェ ~ショコラ second brew~』の「Leaf ticket」)があって、バルスカのKOTOKO曲はまさにそれ。それだけに初回版同梱サウンドトラック収録の「jihad」がフルコーラスじゃないことにはガッカリだ。全然コンプリートじゃないじゃないか。


あまりにボリュームが大きくなりすぎたことで、水増しのためのザコ連戦がタルいとかシナリオ途中で緊張感が途切れてしまうとか必要HDD容量が増えたとか(笑)色々とあったけど、しっかりと作られた大作タイトルなのは間違いなく、分割販売になったのもこれなら仕方ないと思える。各店舗特典のFCとか聖良さんとの妄想極秘ファイルが追加された『BALDR SKY EXE』が出たらホイホイ買ってしまいそうなくらいには気に入りました。

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