コミックナタリー - CLAMP「ツバサ」完結、最終巻と最新原画集を11月発売
ツバサ:CLAMPの2000万部マンガが「完結」 6年の連載に幕(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
なんだこの納得のいかねー結末は。
いや、連載当初はそれなりに上手くいっていたはずだ。CLAMPオールスターの漫遊記としては、ブチブチ細かい文句を言いつつも続きが気になる程度には面白かったと思う。大阪で『X』の空汰と嵐が補完されていたことは感慨深かったし、(当時の)小狼も少年漫画の主人公としてちゃんとしていたし、サクラは可愛かったしな。
でも、やはりCLAMPだからというべきか、路線変更した東京編あたりからどんどんどんどんつまらなくなっていった。つーか物語が確信に近づくほどにつまらなさ・話の分かりにくさに加速が掛かっていくんだよクソッタレ。コピーとオリジナルの関係とか、単行本で読み直しても把握できねえっつーの。連載当初から読んで居れば、真小狼/サクラよりもコピー小狼/サクラのほうこそ思い入れる対象なのに、そのコピーたちがオリジナルを生かすために自分達が犠牲になってしまう展開にはどうにも納得できんわ。
んでそこまで訳の分からんネタを盛大に振りまいておいてさあどうやって収集付けるのかと思ったら豪快に投げっぱなしだもんな。
まあ、CLAMPらしいといってしまえばたしかにこれほど“らしい”終わり方もないんだけど。
デビュー作の『聖伝』の時からこっち、マトモに風呂敷を畳めないダメ漫画家というのは嫌というほど知ってたが(ところで『X』の完結はまだですか)大マガジンで連載してんだからと心許りの希望を抱いていたがやはり駄目だったか。というかダメというのは嫌というほど理解しているはずなのになんで懲りずに単行本を買っちゃうんだ俺は!!
CLAMPと高河ゆんって同人活動から商業作家という今や主流となってしまったラインの先駆けであり頂点と言えるけれど、同時に最底辺でもあるよなあ。
……あー、でもCLAMPは『カードキャプターさくら』があったな。ロリにも丹下桜にもぜーーんぜん興味なかったけれど、あれは何気に少女漫画として極めて正しかった作品だ。最終巻の歪みも同性愛も殺し愛もなにもない、真っ当な恋愛模様は微笑ましくて眩しく、それがゆえに愛おしかった。あの頃の健気で“男の子”していた小狼はCLAMP作品で一番好きなキャラだわ。
ツバサ:CLAMPの2000万部マンガが「完結」 6年の連載に幕(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
なんだこの納得のいかねー結末は。
いや、連載当初はそれなりに上手くいっていたはずだ。CLAMPオールスターの漫遊記としては、ブチブチ細かい文句を言いつつも続きが気になる程度には面白かったと思う。大阪で『X』の空汰と嵐が補完されていたことは感慨深かったし、(当時の)小狼も少年漫画の主人公としてちゃんとしていたし、サクラは可愛かったしな。
でも、やはりCLAMPだからというべきか、路線変更した東京編あたりからどんどんどんどんつまらなくなっていった。つーか物語が確信に近づくほどにつまらなさ・話の分かりにくさに加速が掛かっていくんだよクソッタレ。コピーとオリジナルの関係とか、単行本で読み直しても把握できねえっつーの。連載当初から読んで居れば、真小狼/サクラよりもコピー小狼/サクラのほうこそ思い入れる対象なのに、そのコピーたちがオリジナルを生かすために自分達が犠牲になってしまう展開にはどうにも納得できんわ。
んでそこまで訳の分からんネタを盛大に振りまいておいてさあどうやって収集付けるのかと思ったら豪快に投げっぱなしだもんな。
まあ、CLAMPらしいといってしまえばたしかにこれほど“らしい”終わり方もないんだけど。
デビュー作の『聖伝』の時からこっち、マトモに風呂敷を畳めないダメ漫画家というのは嫌というほど知ってたが(ところで『X』の完結はまだですか)大マガジンで連載してんだからと心許りの希望を抱いていたがやはり駄目だったか。というかダメというのは嫌というほど理解しているはずなのになんで懲りずに単行本を買っちゃうんだ俺は!!
CLAMPと高河ゆんって同人活動から商業作家という今や主流となってしまったラインの先駆けであり頂点と言えるけれど、同時に最底辺でもあるよなあ。
……あー、でもCLAMPは『カードキャプターさくら』があったな。ロリにも丹下桜にもぜーーんぜん興味なかったけれど、あれは何気に少女漫画として極めて正しかった作品だ。最終巻の歪みも同性愛も殺し愛もなにもない、真っ当な恋愛模様は微笑ましくて眩しく、それがゆえに愛おしかった。あの頃の健気で“男の子”していた小狼はCLAMP作品で一番好きなキャラだわ。
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