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『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』 情報公開

デッドエンド ~Orchestral Manoeuvres in the Dead End~
『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』アナログのゲームブックをPSPでプレイ! - ファミ通.com
デッドエンドの情報を公開しました - テクスト。

復ッ活ッ!
大槻涼樹復ッ活ッッ!
大 槻 涼 樹 復 ッ 活 ッ ッ ッ !


Lost Script退社以降、荒川工と深沢豊というベテランのシナリオライターとテクスト。を立ち上げたものの、個人としては表だった動きが見られなかった大槻涼樹氏。(発売元は違うが)テクスト。としての前作『セカンドノベル』の流れを受けたのか、オリジナル作品としては初となるコンシューマ(PSP)のフィールドでの新作をひっさげて堂々の復活ですよ、復活!

シナリオが所長、原画Vanillaさん、ジャンルがデジタライズド・ゲームブックで題材が吸血鬼もの……どうみても蠅声の王ですねはい。音楽がたくまるさんでボーカルが真理絵シモツキン片霧烈火なら完璧。まあそれはともかく、ロスクリ時代に開拓したデジタライズド・ゲームブックを復活させるのであれば、「ゲームブックという体裁って、物語そのものを享受するジャンルとしては(能動的にアクションを起こさなければならない構造上の問題で)微妙じゃねえ?」という蠅声IIの時に感じたことに対して解決策が提示されていることを期待したい。あの大問題作『長靴をはいたデコ』のように、ゲーム的な入れ子構造・物語の受容者の能動的なアクションを物語そのものが必要としている場合ならいいんだけど蠅声はそうではなかったし。元ネタのゲームブックもあのゲームシステムも大好きだが、それとこれとは別問題で(その点では、デコはデジタライズド・ゲームブックならではの大仕掛けだったと思っている)。

まあそんな不安感もあるにはあるけれど、んなことすら究極的にはどうでもよくて、大槻所長が現役で創作活動を続けていて我々ユーザーに新しい世界を見せてくれるというだけで、あぼぱ時代のPC-98版黒の断章以来のファンとしては十分過ぎるほどに幸せなのだが。氏の創作物に対する姿勢には以前より最大限のリスペクトを抱いていて、ぶっちゃけ「どんな媒体で新作を出しても追っかけ続ける」程の信者ですわ。新作がPS3とかNGPとか3DSって言われたらハード毎買ってたね、間違いなく。
というか、あの超展開のデコに対しての受容のされ方とかを見ていると分かるのだが、大槻所長はその創作物もさることながら、それを生み出す作り手本人の人となりや立居振舞、アティテュードに対してより強く関心を抱かれるタイプの創作者ではあるよな。その辺りはブランドとしての姿勢がよく取り沙汰されたあぼぱの遺伝子をもっとも強く受け継いでいるのかもしれない。

……そういえば『テスタメントスフィア』はまだ再開しないのかなあ。あれもメディア展開とかにも耐えうるほどのポテンシャルを持った題材なんだけれど。
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雑記 110417

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雑記 110404

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『神咒神威神楽』 エイプリルフール更新

少なからずの自粛ムードが残る中をそれでも各所で行われた今年のエイプリルフールだが、lightの公式サイトも無事にネタ更新されていた(現在は通常モードに差し戻し済み)。んでさっそく見てみたところPV ver.2の感想ん時に「次の更新ではもっとアドレナリンが分泌されるようなどデカい燃料を投下してほしいものだ。」とか余裕ブッこいてた結果がこれかよ!と七孔噴血。メガトン爆弾ってレベルじゃねえぞ!

何が投下されたかというと、デフォルメで描かれた八柱の夜都賀波岐(中の人曰く穢土蓮蛇)の集合ショット。……って謎に包まれたラスボスのビジュアル初お披露目がエイプリルフールのポンチ絵ってどうなのさ(笑)というツッコミはさておくとして(おくな)センターに描かれた夜刀とおぼしき人物が双頭の蛇(=メルクリウス?)をマフラーのように首に巻いた終曲蓮にしか見えないビジュアルだわ、テキストにあった「摩訶鉢特摩」は八大地獄の一で極寒地獄をあらわしていてやはりフィナーレの時間停滞地獄を連想させるわ、他の七柱のビジュアルもどことなくディエスの登場人物を思い起こさせるものばかりだわ、そもそも前回公開されたPVで微かに描写された穢土の住人たちの佇まいが“どこかもの悲しさを感じさせる”ものだったしで、今回の敵役である夜都賀波岐は波旬(天狗道)との戦いに敗れ去ったディエス世界の住人達のなれの果てなんじゃねえの?という疑念を抱かずにはおれない。

あまりといえばあまりにあからさまな釣りっぷりなので、半ば以上はフェイクで「画像はイメージです。実際のビジュアルは(ry」的なオチだろうなあと踏んではいるのだけれど、去年のエイプリルフール更新の時のネタも、結局後になってみたらネタの大半がマジだったっつーこともあるので四月馬鹿のネタと問答無用で切り捨てる訳にもいかないとか……くっそう、やってくれたのう……