Webラジオ:light Official Web Site無事にディエス完全版は発売されたが、正田崇の今後の動向を探るという点では極めて重要な情報源となるhappy light cafeが公開された。前回の更新で期待したような、ファーブラの裏話的なものはほとんどなく、09年の総括と10年の展望という至極ふつーの内容。ただ、今回も正田とまゆきがゲストだったので、色々と面白い話は聞けた。
・前回告知があったドラマCDは1月中に脚本を書き終えて3月頃にリリースしたい。「みんな神父に憤れ」
ドラマCDの脚本を書いたら、とりあえず正田にとってのディエスは一区切り。
・PARADISE LOSTの再販計画はある。主人公に声を入れる。古い作品なので大々的に販売する方向にはしない。
ダウンロード販売か、light BOXに収録する形になる可能性が大。時期は2010年下半期くらい?
ディエスのドラマCDはが春先に出るかもしれないというのは、もっと時間が掛かると思っていたので意外ではあった。ラジオ中の会話から、どうも2枚組は確定っぽい。ファーブラで書き下ろされたBGMがどれもこれも神懸かっているので、ファーブラ版のサントラと付属のドラマパートもなるべく早く出して欲しいものだ。
2010年の予定の中でパラロスの再販の話題になったときに、正田がめちゃくちゃ嫌そうな声をしていたのが印象的。まあ2年掛けてディエスを書き直したあとにまたパラロスを焼き直すってのは、作り手としてはやはり不満が出るのだろう。でもそれもこれも元を正せば
正田が全て悪いんであんまり同情はできないけど。
指摘されている通り、パラロスは(大好きな作品ではあるけれど)今の基準からみると演出などで派手さに欠けていることは否めない。プレイ当時ですらそう感じていたくらいだから、演出が格段にパワーアップしたファーブラが出てから後追いのユーザーがプレイしたら、たしかに物足りなさが残ってしまうだろう。そもそもパラロスとディエスの間に正田の基本的なテキストのレベルが格段に跳ね上がっているから、今となっては比較するのは色々と厳しかろう。
・正田の次回作の構想はある。短めのボリュームにして2010年の年内には出したい。
また発売まで何年もかけて「お前は何やってるんだ」と思われたくないからフットワーク軽く出したい。
反省の意味を込めてサクサク進めたい。たぶん今回もまゆきに迷惑をかける。
・ディエスを書く過程で第二次大戦に瞬間的に詳しくなったせいで愛国心が芽生えた。日本スゲエって企画をやりたい。日本人舐めるな
・ディエスやパラロスをプレイしたユーザーからはキリスト教大好きッ子だと思われてるかもしれないが、実は一番好きなのは日本神話。
かなり複雑な体系なので今までやれる自信がなかったから避けていた。
・作品を書くときに取材には行かない。知識と勝手な思い込みと自己解釈で切り貼りしてあれこれ考えるのが好き
・服部とまゆきは正田に優しい。甘い。
正田が厨二病バリバリに描く日本神話というだけで期待値がストップ高。まゆきの会話から、宮崎県を舞台にして日本神話をベースにした物語になるようだが、
Category:宮崎県の神社で関連してきそうなのは……日本人云々といっていたから神武天皇の東征か、それとも天孫降臨伝承や天の磐戸の伝説あたりを絡めてくるのだろうか。
2010年中に出したいと語っていることから比較的小規模な作品になるようだが、ディエス級の超ボリュームな作品を5年後とかに出されても困るからなー。ディエスみたいに余計なケチが付かない優れた作品を作り出して、今度こそ正当に評価されてほしい。
今回は水霧けいとがBLUE SEEDへの愛を告白したところで全員揃って噴き出していてこっちも釣られて笑った。懐かしいなあカルナバル・バベル。