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ヱヴァ新劇場版の主題歌

ナタリー - ヱヴァ新主題歌は「Beautiful World」リミックス版

今回の主題歌がリミックスだったのは残念だった。リミックス自体は悪くないし、そもそも旧作でもFLY ME TO THE MOONとかのアレンジ違いとかさんざやってたけど、『序』での「Beautiful World」がとてもハマっていたから期待してたんだよなー。

もともと宇多田ヒカルは好きなアーティストではあるけれど、「宇多田ヒカルが『序』の主題歌が歌う」という話が出たときは正直話題性だけが先行した起用かと思ったし、「Beautiful World」がリリースされても「=エヴァの主題歌」とは結びつかなかった。むしろ両A面のもうひとつの「Kiss & Cry」の方が宇多田ヒカルの曲としては“らしい”と思っていたくらいで。
ところが、『序』のラストで「Beautiful World」のイントロが流れた瞬間に、この曲しかありえないと納得してしまった。『序』の時点ですでに垣間見えたポジティブな空気に歌声が力を貸しているかのようだった。宇多田ヒカルの作家性とエヴァという作品とが寄り添って化学反応を引き起こす、タイアップの理想の姿がそこにあったように思える。
「エヴァンゲリオン」の主題歌は高橋洋子…というか「残酷な天使のテーゼ」以外では納得できないけど、もう「ヱヴァンゲリヲン」の主題歌はもう宇多田以外にありえないと確信した。そりゃ楽曲単体じゃ理解できんわけだわ。

宇多田ヒカルのスケジュールが折り合わなかったのか、体調不良で降板せざるをえなかったのかは不明だけど、今度のQ(急)での再登板を期待したい。映画の公開が何年後になるかは分からないけど、たぶんその時でも宇多田ヒカルはトップに居続けているだろうし。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

三部(四部?)構成である以上仕方がないことだけど、今回は「アスカ、来日」から「男の戦い」「涙」あたりまでを一気に再構成している分、エピソードにブツ切り感があるというか、映画としてのまとまりが悪くなっている。その点では「決戦、第三新東京市」までを再構成して演出のクライマックスをラミエル戦に持っていった『序』の方が上と言えるかもしれない。
それに限らず、『序』に比べて消化不良・中途半端な点が目立つのは残念だ。

だが、『序』での話の流れを受けたうえでの「碇シンジの物語」としてはものすごく良くて、最後のゼルエル戦でのシンジの覚醒からあの“叫び”に至るクライマックスの展開には心底震えた。これが俺が観たかったエヴァンゲリオンだよ!
TV本放送前に、当時のニュータイプやドラゴンマガジンに掲載されていた初期のイメージイラストなどから勝手に期待していた光景がそこにはありました。十数年越しに胸のつかえが取れた気分。

今回は主要登場人物のキャラクターや関係性に変化が多く、「物語をやり直していること」を前作以上に強く意識させられるのもひとつのポイントかもしれない。つーかレイもアスカも旧作に比べて可愛くなりすぎてるおかげで、レイの細かい表情の演技とかアスカの露骨すぎるサービスシーンのひとつひとつに全力で食いついてしまう。リアルタイムの10代の頃ならともかく、今更、よりによってエヴァに対してこんなに超反応する自分に驚きだ。
新キャラであるマリも意外なほどにハマっていた。坂本真綾って演技力的な意味ではあまり上手な人ではないけれど(好きだけどね)エヴァって演じている声優のナマの匂いが重要な作品だから、このキャスティングで正解だと思う。しかし、物語に波紋を投げかける異分子としての機能はちと中途半端だったから、『Q(急)』での巻き返しに期待したい。

それにしてもクライマックス→エンドロール→エピローグ→次回予告の多段コンボはひでえ。『序』の時の次回予告も卑怯だったけど、今回はそれをさらに上回る。汚いなさすが庵野汚い。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 封切

ということで地元で初回上映を観に行って帰ってきた。


…………昼飯食ったらもう一度観に行くかちくしょう。

Dies irae 新装版 OPムービー公開とか

『Dies irae Also sprach Zarathustra -die Wiederkunft-』 OPムービー公開

月2回のhappy light cafe更新にあわせてディエス新装版のコンテンツが更新。前回のデモムービーではない、クンフト用の新規OPムービーが公開されていたので鑑賞。
正直、“オープニングムービー”としての完成度は高くはない。ただただCGを並べてるだけで流れが悪く、見ても面白みがない。厨二病全開の“学園伝奇バトルオペラ”のOPなんだから、曲に演出なりCG切り替えのタイミングなりを合わせて、見た人間がグッとテンションが上がる(or 未プレイの人間の購入意欲が増す)ように作ったほうがいいのではなかろうか。これだったら以前に上がっていた旧版Verの方が(OPとしては)出来が良いし、テンションの上がりっぷりではFlashムービーの方が格段に勝っている。
素材はいいんだからキッチリ作ればOP詐欺出来るくらいのレベルに持っていけるだろうに、ほんともったいない。どうせなら適当な外注業者に頼めばよかったんじゃないかなぁ。RMGとかIris motion graphicsが作ると見てるだけで楽しいムービーになるし。(あ、神月社は画面展開がすぐ読めるからノーサンキューです)

んでhappy light cafeも聞いた。今の時点でアフレコ台本が上がってる(=延期理由で一番可能性が高いシナリオは完成段階に近くなっている)ということは、本当に7月に出るスケジュールで進んでるのか。まあ、不完全版の時にも声優のスケジュールが空かなかったなんてアレな理由で1回延期してるからまだまだ油断はできない。家に着くまでが遠足……ってそういえば、不完全版は家に製品が届いた結果が怒りの日だったか。ほんとディエスは地獄だぜ。

無ければ無いでやっぱり困った

ポータブルプレイヤーが壊れて一週間ほど。最初は支障なかったけど、そのうちにとある問題点が浮上してきた。自分はWebラジオをローカルに保存してポータブルプレイヤーで聴くことが多かったので、壊れてしまってから番組の消化速度が一気に落ちること落ちること。だったらWeb巡回中とかの適当な時に聞けばいいだけなんだが、どうにもしっくりと来ない。

しかし、そのためだけにプレイヤーを買うのもなんだしなあ……いっそT-01AやiPhoneでも買ってしまおうか。

元タイトル考えついた時点で勝ちという気もする

『マゾ×ラブ』 (10mile)

レイプレイ騒ぎの影響による規制だろうけれど、タイトルが『ラブ陵辱』から『マゾ×ラブ』に変更…って結局どっちも酷さにはかわりねえよ。
絵柄は好みだし、ヌル陵辱スキーとしては突っ込むべきなんだが、発売日が超絶激戦区の7月というのが痛い。強引にねじ込むかどうかは声優のキャスティング次第かな。

今月のComicリュウ

発売日から数日遅れたけど、雑誌やら新刊やらとあわせて査収してきた。

本当に機神幻想ルーンマスカーが載ってやがる!!

……これは本当に現実なのか。俺は夢でも見てるのか。予告が載っても新装版が出ても本当に連載が始まるまでは信じてなかったけど(何しろ前科がありすぎる)目の前にあっても今なお信じられない。つうかドラマガの本誌連載からもう何年だ?15年以上か?確かソードワールドリプレイが第三部(バブリーズ)が始まる頃にはもう載ってなかった記憶があるからなあ。富士見のほうで連載再開する(単行本も出る)って噂が出てから数年、まさかこんな形で現実になるとは…。でもまあ、隔月連載だとしてもちゃんと掲載されるとは微塵も思ってないけど。今年中にあと1回くらい載れば御の字じゃね?
それから、新装版(徳間版)の1巻は富士見時代のものに比べて格段に紙質が悪くなっていて不満だ。2巻が出るまであと10年以上待つ必要があるのは確定的に明らかなのに、ダメージが酷くなるじゃないか。

今月は伊藤勢の新連載があるのも嬉しい。夢枕獏のタッグはすでに『荒野に獣慟哭す』で実現ずみだけど、作風の相性はやっぱいいいなあ。相乗効果で更に面白くなっている。……どうせなら荒野を再開して欲しかったけどな。あそこからが盛り上がるところなのに、マガジンZが飛んだ煽りで豪快に打ち切られたからなあ。伊藤勢作品としてはいつもの事だけど。


しかし、ゼオライマー完結編の時にも思ったが、Comicリュウってつくづくオッサンホイホイな雑誌だなあと。面子もいかにもな連中ばっかだし(ちょお嬉しいけど)。これで超人ロックの連載でも始まれば完璧なんじゃないのか。そろそろロックの第3段階が発動してアワーズかフラッパーが消滅してもおかしくないしね。

SH@PPLEドラマCD

ドラマCD SH@PPLE【限定版】 - MARINE ent. Online Shop

淡谷雪国・淡谷舞姫:井上麻里奈
一駿河蜜:釘宮理恵/蝶間林典子:遠藤綾
久我原さゆね:伊藤静/古葉鳥子:小清水亜美(他)


雪国/舞姫は井上麻里奈とな。確かにショタ声もボーイッシュな少女もこなせる人ではあるけど、今ひとつキャラと結びつかないな。あと胡蝶の宮が遠藤綾というのはどうにもシェリル・ノーム@マクロスFを連想してしまう。原作は結構好きなんだけど、コミケor通販のみというのが微妙なところだ。

そしてここまで書いて、今日が富士見の新刊発売日ということに気がついた。今月はSH@PPLEもそうだが、百合でSFで石川賢な瀬尾つかさの新刊も出るんだった。忘れないうちに捕獲しないと。

Dies irae 新装版 Flashプレムービー ver.2

『Dies irae Also sprach Zarathustra -die Wiederkunft-』 Flashプレムービー ver.2公開

たかだか2分足らずのデモなのに、見終えた後のテンションの高まりっぷりは異常。正田節が全力全開な台詞回しがもうたまらん。空気だったマリィが魅力的に見えたり、弱体化著しかったザミエルが意味深な登場の仕方をしたり、首領閣下の存在感が圧倒的になっていたりと、旧版で不満だったところをちゃんと補強していそうなところが嬉しい。新規起こしのCGもカッコいいし、これで期待するなってのは無理だ。

このワクワクする感覚がなんかデジャヴるなあと思ったら、体験版やらデモやら新規CGやらが公開されるたびに一喜一憂していたディエス発売前と一緒なんだよな。なにこの既知感。

DokiDokiバケーションFR

『DokiDokiバケーションFR』

14年の時を超えて、あの『DokiDokiバケーション』が帰ってきた!
原作の良さを100%活かすため、原画はそのままにフルカラーでリペイント!
睦、彩香、タニア達が 色鮮やかによみがえります。
音声は新規収録のフルボイス仕様! ゲームシテムは最新仕様に刷新!
これが懐かしくて新しいフルセットリマスター!


四月馬鹿ネタじゃない……だと!?

はい購入決定。今のF&Cには全然まったく興味がないけど(まだSkyfishとか金杉一派の方がいいわ)DOKIバケとなれば話は別だ。DOS中期~Win初期のカクテルソフトの明るく可愛くポップで軽いノリ(ついでにメインヒロインとのH無し)の完成形は、実はきゃんバニじゃなくDOKIバケだったと今にしてみれば思う。
本当は、すべて当時の仕様のままで現行OSに対応するだけというのが一番よかったけど、「あ」氏以外の新規原画とかのよけいな追加要素が最小限だったことは評価してもいいだろう。

この仕様できゃんバニスワティ編(プルミエールとエクストラ。プルミ2は…どっちでもいいや)もリマスターしてくれ。音声はサターン版のままでいいからさ。それが成功したら晴れのちとか電撃ナースとかNEVERとか卒業写真とかDORAエモとかもバンバン出せばいいと思うよ。
どうせ空っぽになった今のF&Cには過去の遺産を切り売りすることでしか食っていけないんだから、割り切ってオッサンホイホイに徹してくださいな。それなら喜んで貢ぐからさ。