Dies irae ~Amantes amentes~
昨年末の発表から早数ヶ月、コンシューマ(PSP)移植版Dies iraeのオフィシャルサイトがついにオープンした。今までの黒や金色ではなく、白を基調とした明るいデザインのページになっていて、それだけでも「CS版は今までとは何かが違っているのかも」という印象を与えてくれる。というかTOP絵の描き下ろしの蓮がカッコ良すぎる。
その練炭の勇姿に被る「この刹那に、愛を超越(こ)えろ――」というリード文がヤバい。魂を鷲掴みにされそうな惹句でグッとくる。厨二病的な優れた言語センスであるというのは当然だが、ファーブラでの“未知の結末”を経て、その輪廻の遙か彼方における第四天・第五天の世の顛末を知ってしまった今となっては、この作品世界における「刹那」という言葉、「愛」という言葉が格段に重く、強い意味合いを持ってしまっていることが何よりも大きい。(当然、この後に控えた神咒CS版への繋ぎの意味合いもあるし)
サブタイトルの「Amantes amentes」は“愛する者は正気なし”というラテン語の格言だが、ディエス本編の内容にうまくリンクさせた実に良い引用。完全版での「Acta est Fabula」(喝采せよ、喜劇は終わった)といい、ほんと、こういう意味づけが冴えてやがるよなぁ。「Also sprach Zarathustra」や「Acta est Fabula」のように、作中でなんらかの形でコールされるのだろうけど、どのようなシチュエーションで再現されるのかを妄想するだけでも滾ってくるわ。
ちなみに、正式発表前の(黙認?)ファンサービスとして、ラインハルトやメルクリウスといったメインキャラがツイッター上に降臨するイベントが開催されている(3月14日まで)。メルクリウスが変態だったり(あ、それは本編でもか)玲愛/常世がヨゴレ役だったり、螢(幼女)があざかわいかったりと色々と酷いけど、半公式のファンサービス企画としては明らかに破格。こんなフリーダムすぎる企画がそのまま野放し(黙認?公認?)とか、さすがlightはマトモじゃねえ。(正気にては大業ならずとは言うけれど)
『Dies irae』 怒りのバレンタイン - Togetter
「diesirae」のまとめ - Togetter
と、期待値はガンガン上昇しているのだが、急ピッチのように外部からは見える開発ペースにはものすごーーーく不安感がある。そもそも正田崇は以前から自作のCS化に対しては否定的なニュアンスでの発言が強かったし(人気投票でのコメントとかツイッターとか)、CS化が決定した後のラジオやTwitterでの発言も、CS化は本意ではなかったと感じさせるようなものだしで、「大人の事情的なアレコレが透けてみえる、なんかガッカリな感じの(巷でよくある)移植物」に終わってしまうのではないかなあという疑念が拭えない。ディエスは2007年の怒りの日という前科があるから尚のこと。じっくりと腰を落ち着けて開発して、いっそミニスカサンタの時節に合わせて2013年のクリスマスに合わせて発売とかなっても一向に構わないんだけれどな。
でもまあ、出たら買いますどね。ええ。またぞろ特典商法を持ち出されても、口では夜都賀波岐のごとくに呪詛の声をまき散らしながらもすべてコンプする勢いで納税するだろうこと間違いないんですが。願わくばこの懸念を那由他の果てまでぶっ飛ばしてくれるような、そしてファーブラや神咒の不満を解消してくれるようなCS版であってくれることを祈って止まない。
………なんせ、超久し振りにブログ更新しようと思うくらいにモチベーションが上がったネタがこれだもんな。口ではアレコレ言ってても結局自分は重度の正田崇信者であるということの証左ですわな。とほほ。
昨年末の発表から早数ヶ月、コンシューマ(PSP)移植版Dies iraeのオフィシャルサイトがついにオープンした。今までの黒や金色ではなく、白を基調とした明るいデザインのページになっていて、それだけでも「CS版は今までとは何かが違っているのかも」という印象を与えてくれる。というかTOP絵の描き下ろしの蓮がカッコ良すぎる。
その練炭の勇姿に被る「この刹那に、愛を超越(こ)えろ――」というリード文がヤバい。魂を鷲掴みにされそうな惹句でグッとくる。厨二病的な優れた言語センスであるというのは当然だが、ファーブラでの“未知の結末”を経て、その輪廻の遙か彼方における第四天・第五天の世の顛末を知ってしまった今となっては、この作品世界における「刹那」という言葉、「愛」という言葉が格段に重く、強い意味合いを持ってしまっていることが何よりも大きい。(当然、この後に控えた神咒CS版への繋ぎの意味合いもあるし)
サブタイトルの「Amantes amentes」は“愛する者は正気なし”というラテン語の格言だが、ディエス本編の内容にうまくリンクさせた実に良い引用。完全版での「Acta est Fabula」(喝采せよ、喜劇は終わった)といい、ほんと、こういう意味づけが冴えてやがるよなぁ。「Also sprach Zarathustra」や「Acta est Fabula」のように、作中でなんらかの形でコールされるのだろうけど、どのようなシチュエーションで再現されるのかを妄想するだけでも滾ってくるわ。
ちなみに、正式発表前の(黙認?)ファンサービスとして、ラインハルトやメルクリウスといったメインキャラがツイッター上に降臨するイベントが開催されている(3月14日まで)。メルクリウスが変態だったり(あ、それは本編でもか)玲愛/常世がヨゴレ役だったり、螢(幼女)があざかわいかったりと色々と酷いけど、半公式のファンサービス企画としては明らかに破格。こんなフリーダムすぎる企画がそのまま野放し(黙認?公認?)とか、さすがlightはマトモじゃねえ。(正気にては大業ならずとは言うけれど)
『Dies irae』 怒りのバレンタイン - Togetter
「diesirae」のまとめ - Togetter
と、期待値はガンガン上昇しているのだが、急ピッチのように外部からは見える開発ペースにはものすごーーーく不安感がある。そもそも正田崇は以前から自作のCS化に対しては否定的なニュアンスでの発言が強かったし(人気投票でのコメントとかツイッターとか)、CS化が決定した後のラジオやTwitterでの発言も、CS化は本意ではなかったと感じさせるようなものだしで、「大人の事情的なアレコレが透けてみえる、なんかガッカリな感じの(巷でよくある)移植物」に終わってしまうのではないかなあという疑念が拭えない。ディエスは2007年の怒りの日という前科があるから尚のこと。じっくりと腰を落ち着けて開発して、いっそミニスカサンタの時節に合わせて2013年のクリスマスに合わせて発売とかなっても一向に構わないんだけれどな。
でもまあ、出たら買いますどね。ええ。またぞろ特典商法を持ち出されても、口では夜都賀波岐のごとくに呪詛の声をまき散らしながらもすべてコンプする勢いで納税するだろうこと間違いないんですが。願わくばこの懸念を那由他の果てまでぶっ飛ばしてくれるような、そしてファーブラや神咒の不満を解消してくれるようなCS版であってくれることを祈って止まない。
………なんせ、超久し振りにブログ更新しようと思うくらいにモチベーションが上がったネタがこれだもんな。口ではアレコレ言ってても結局自分は重度の正田崇信者であるということの証左ですわな。とほほ。