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Dies irae ドラマCD 「Todestag Verloren」

Dies irae ドラマCD「Todestag Verloren」 | MUSIC | Dies irae Portal Site

Dies iraeのアニメ化企画に伴う再始動展開の第一弾として、新たなドラマCDが発売された。コンテンツを再び転がすための助走期間というか、準備も兼ねてという意味合いを多分に含んでいるであろう今回のドラマCD。今回描かれたのはかつてのカップリング人気投票でも評判が高かったマキナ(ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン)とロートス・ライヒハートの2人を主軸に、グラズヘイムでふたりが雌雄を決して「聖槍十三騎士団が全員揃ったとき」のこと。ただ、それは今まで描かれていなかった情景ではあるものの、既存の情報から推測可能であって衝撃の新事実が隠されているという訳でもなかったので、どことなしの消化試合感があるなと思わされてしまったのが残念でならない。このエピソード自体はファーブラの頃から待ち望んでいたものであるだけに。
ついでに言えば、CGと文章というイマジネーション想起の補助がないところで音声とSEだけでバトルが展開することには、迫力の無さというか、端的に言って”燃え切らない”感があり、ドラマCDという媒体の限界を感じずにはおれない。これは今回に限らず以前のドラマCDでも感じたところではあるとはいえ、表現媒体を変更することの難しさということをあらためて認識することにもなり、アニメ化に対しての懸念事が増えたといえなくもない。

……だがそれでも、あのBGMにあの声優陣があのキャラクター達にあらためて声を付けているというその事実だけで、不覚にも心が沸き立ってしまったことも事実であるとは認めずにはおれない。Dies iraeというコンテンツのポテンシャルというか、キャラクターにもそれを演じる声優陣にもその舞台背景にも大きな力があるということをあらためて再確認させられてしまい、正田の術中にまんまとハマってしまったようで悔しいったらありゃしない。以下雑感。
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『Dies irae』アニメ化プロジェクト終了記念 スペシャルムービー公開

Dies iraeアニメ化プロジェクト
美少女ゲーム「Dies irae」アニメ化プロジェクト 1日でクラウドファンディングの目標達成 - ねとらぼ

Dies iraeのアニメ化を支援するクラウドファンディングの出資者特典として、限定公開のデモムービーが公開された。Dies iraeのクラウドファンディングプロジェクトは、結果としては当初の目標額の3倍を上回る1億円近い金額の出資が集まったということで耳目を集めており、「その他大勢」として埋もれないだけの話題性の創出という点においても成功した…と言えるのだろう。

(以下、長文でDies irae CF化プロジェクトへの愚痴が続きます。閲覧注意)

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『神咒神威神楽 曙之光』 発売記念画像公開

『神咒神威神楽 曙之光』PS Vita版の発売を記念して、公式サイトでGユウスケの描き下ろし画像が公開されていた。正直なところ、神咒のCS移植についてはディエス以上に否定的なスタンスだった。移植決定するまでの時間があまりに短すぎたたことももちろんだし、神咒は物語構成やキャラ配置そのものに難があるから、ディエスの時のような大規模な改修でもしないかぎりは、そうそう評価を改めることは難しいのではないだろうかと。だから取り敢えず予約はしたものの、あまり大きな期待は抱いていなかった。いや今でもそうだ。(まだ開けてません)

でも、この画像は反則だろう!!

最近は公式からの燃料投下っぷりが酷かったけど、まさか神座シリーズという括りで歴代神格が大集合なんて爆弾を落としてくるとは。まあ素直に受け取れば、歴代の正田崇作品をプレイしたユーザーに向けてのサービスなんだろうけど、ある種の開き直りとも取れなくもないな。神咒はディエスとの関連性を前面に出しすぎたことが評価を難しくしている理由の大きなひとつだけれど、そこであえて過去作との繋がりをプッシュするってのは。以下、寸評垂れ流し。


第一天ちゃん可愛い。張り詰めたぱっつん美人さんなのにツンと突き出たおっぱいと切れ込んだスリットとヒモパンがマジたまらん。太ももスリスリしたい。これでインポなルネ山の嫁というのはまさしく宝の持ち腐れだわ。ほとぼりさめたら神座/Zero的なアレを作れください。

第二天の爺さんかっけえ。武神・軍神というイメージそのままで渋いオッサンボイス脳内補完余裕でした。バトル漫画に良くあるパターンといってしまえばそれまでではあるけど、そういうの大好物ですので。つーか、最初に連想したのはBLEACHの山本元柳齋だったりするあたりがなんとも。(ちょうど最近読み直したからだろうけど)

Gユウスケ絵のサタナイル様再臨きた! でも扱い小さいよもっとクローズアップしてよお顔を見せてよ!あ、そこで声が棒読みwwwとか超新星爆発で一撃wwwとか草生やした奴は全員M区画送りな。あと、神格という括りから外れてしまうとかは承知の上で言うならば、アストを描いて欲しかった。というか、他の機会でも構わないから、Gユウスケが描くアストが見たい。

なにこの綺麗な水銀&黄金。特に水銀の変態臭が極限まで薄まっているように見えるんだけど。こんなんニートじゃねえ!神格というフィルタを通せば濾過されて綺麗に見えるのかもしれないけれど納得したくねーなー。獣殿はどっちでも行ける人だから問題ないや。というかぶっちゃけ女性向け漫画とかでありそうな線の細い感じがするねこれ。

黄昏と刹那については、これは言葉がないね。刹那が背中を向けていて顔が見えず、その視線の向かう先が第六天であり、黄昏を護っているような構図と取れるところがもう。もう。もう。練炭は物語が新しい展開を迎える度にその魅力が重層的になっていった、成長したキャラだなあとつくづく思う。あと、遠景にもかかわらずそのサイズ感がわかるマリィのおっぱいパネエ(台無し)

最低野郎の分際で、なんかカッコつけたイケメンポーズしている波旬には非常にイライラするなwww なに上から見下ろしてんだこのウンコ野郎。上でも書いたように、刹那/夜刀と対峙するような構図にも見えるところが本編との関連性を匂わせてとても上手だなあと感心した。夜刀様マジ主人公。

曙光曼荼羅のふたりが腕を絡めているところがいいね。竜胆が覇吐に重心を預けているようにも見えるところがグッと来る。こういう構図をもっと本編で早いうちから打ち出して欲しかったんだけどなあ。あと、ポジション的に隣の黄昏&刹那コンビとワンセットでの比較構造とも取れるんだけど、夜刀と覇吐が背中合わせで顔を合わせていないところが絵になるわ。覇吐はこういう自然体のポーズが様になるという点では貴重。

『Dies irae ~Amantes amentes~』 ホワイトデームービー公開

Dies irae ~WhiteDay Movie~

『Dies irae』 怒りのホワイトデー (狂乱の男祭り) - Togetter

スーパーハッピー!ホワイトデー!!

先週のバレンタインムービーから一週間遅れるかたちで公開された、『Dies irae ~Amantes amentes~』のホワイトデームービー。先週の時点で「ぶっちゃけそっち(男勢が登場する今回のムービー)のほうが数倍狂ってる」とか予告されていたが、蓋を開けてみたら想像を遙かにぶっちぎる本気っぷりで公式が病気を通り越してもうここに魔城を建てればいいんじゃないかなというレベル。出自が18禁エロゲー/ギャルゲーなのに、女共が出張るバレンタインムービーよりも野郎共勢揃いのホワイトデームービーの方が本気度が高いって何か間違ってねーか(笑)。というか、なんでこういう吹っ飛んだ企画をバレンタインデーの時にやらなかったのだ、正田よ。

そもそも、進行役を務めている蓮と司狼のテンションが最初からブッチぎりすぎでおかしい。しょっぱなから「コンセプトは――」「エロス!」「オー↑ケー↑!!」とかフルスロットルでぶちかましてくれます。特に司狼はどこぞの太子かヘルカイザーが憑依してんじゃないかってくらいで、下手すりゃ本編よりテンション高いんじゃねえかこれ。だがしかし、この親友コンビのここまで仲が良さげな描写は本編では見られないので(その後の派生ストーリーでも殆ど見られない。敢えていえばBefore Story)それだけでもなんかグッと来てしまう。双首領どもと違って、この二人の関係性には、自滅因子が…とかナラカが…などとはあまり言いたくないのよ、俺は。

●エントリーNo.1 “黒円卓第4位” ヴィルヘルム・エーレンブルグ

まずトップバッターは切り込み隊長のベイ中尉。安定の耽美さだなーとは思うが、Twitter上でのフルボッコツッコミどおり、司狼や蓮の合いの手も(この後に続く他キャラに比べれば)わりと適当で雑だし、あまり驚きはないわな。まあその辺りの中途半端さも合わせてのベイ中尉というところで。それよりも、ツイッターアカウントで堂々と「ええ、まあ……俺も神咒神威神楽ありますんで。」とか放言していたことの方がよほど衝撃だよ。今の段階でそこまでぶっちゃけちゃっていいんかい兄様。

●エントリーNo.2 ”黒円卓第6位” イザーク・アイン・ゾーネンキント

なにこのマジで可愛いショタっ子。「お前が私の歯車を狂わせた。この胸の軋みを…なあ、いったいどうしてくれる…?」とか魅惑のなまてんもくボイスで囁かれたら、「うおおおおおおっっ!!やっべ、何これ!なんか俺まで赤面すんぞ!超ヤベエ!」と絶叫する司狼ともども(脳内彼女的な意味で)開いてはいけない扉に手を掛けてしまいそうです。……ところでヨハンはハブですか?

●エントリーNo.3 “黒円卓第2位” 櫻井戒

屑兄さんの蕩けそうな美声がマジやばい。っていうか、こんなトコでさらっと完全新規CGを持ってくんなwww "愛する者のためなら自分はどれだけでも穢れてみせる、だから貴方はいつまでも綺麗なままでいてほしい”という渇望は本編とまったく同じでものすごく身勝手かつ傲慢なものなんだが、それをこの蕩けそうな美声で囁かれると、そのあまーい口調と合わせてものすごーくBLCDっぽく響きます(苦笑)。でも、「ホワイトチョコのようであってくれ」なんてこっぱずかしい台詞だけど、天然たらしの屑兄さんだったら本編でもサラッと言いかねないよなぁ。
その後の「にいさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」(バイクで爆走)「司狼が壊れ始めてきたーーーっ!!」(諧謔の創造)の展開は反則だと思う(笑)。つーか、蓮も最初から壊れてますから。

●エントリーNo.4 “黒円卓第7位”ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン

「俺の名を呼んでくれ。誰よりもお前に呼んで欲しいのだ」「そして俺は辿り着く。お前の言葉で、俺の猛りに幕を引いてくれ」とか、台詞が全て練炭(ロートス)に向けてるように聞こえてしまって困る。しかしこれ、本編準拠の終焉を求める執着にも、ホワイトデーのサービス的なリップトークにも、アッー!なBLを匂わすネタ会話にも聞こえる台詞回しで、本編のキャラクタから極端に逸脱している訳ではないところがつくづく上手。
それを受けての「「これが俺の「デウス!」「エクス!」マキナ!!」」のすごく一撃必殺な台詞にあえなく轟沈。っていうかあの上半身マッパでえらくBLっぽい雰囲気のEinsatz(シングルCD)の口絵を被せんじゃねえw

●エントリーNo.5 “黒円卓第10位” ロート・シュピーネ

みんな大好きシュピーネさん。「親愛なるお嬢さんたち。私の糸をもって、貴女のハートを雁字搦めにしてあげましょう。そう。その愛は、すでに、私の蜘蛛の巣の中…」という台詞とCS版新規CGであるスタイリッシュ懸糸のCGは――あれ、練炭の言うとおり本当にキモカッコいいぞ、シュピーネさんなのに。これはもしかしてアレか、黄金水銀の怪獣大決戦で、まさかのシュピーネさん大活躍を期待でき……ムリダナ。すみません夢見すぎました。それにしても、神咒でも思ったけど、中の人のキモ演技はほんと上手いな。尊敬する。

●エントリーNo.6 “黒円卓第3位” ヴァレリア・トリファ

そんなシュピーネと同様、その変態演技っぷりに定評のある神父様。怪しく囁くような演技がハマりすぎててヤバいわ。「そのチョコを抱いて揺れに揺れ、狂おしいほど葛藤する愛」「食べるべきか、食べざるべきか。ああ、貴女を愛しているが故に答えは出ない」「私は永劫、貴女の虜で在り続けよう」――って神父様、ナニをブリアーしてやがるんですかwww その後の「聖餐杯は砕けないッ!」「でも氷室先輩にチョコ貰えなかったーっ!」パリーン!のテンポの良さに大笑い。やっぱり今回も神父様の創造→親愛なる白鳥YO!は死亡フラグ安定でした。

●エントリーNo.7 “黒円卓第12位” ヴォルフガング・シュライバー

安定のヤンデレっぷりであるけど、うーん、反応しにくいなー。本編と言ってることが変わらないけれど、シュライバーの平常運転はあまりネタにならないからなぁ。アンナちゃんの方が良かったんじゃないかなーと思ったりもする。それよりも「つーかお前、男じゃねぇだろ!」「そりゃ当然のツッコミだが、不能はお互い様だろう!」という合いの手の方が笑えるのがなんとも。酷い親友だな練炭。

●エントリーNo.8 “ゲオルギウス” 遊佐司狼

司狼の「デジャヴるんだよ」発言きたー。コールするのが(他にいないから当然だけど)練炭というのがまず泣かせるし、「俺が狙ってんのはいつだって勝ちだ」というのは本編(特に玲愛ルート)の内容とも、大欲界天狗道における宿儺の有り様にも通じるものでグッと来る。それまでのムービーでの仲良すぎなやりとりも含めて、練炭との種々の関係を連想させてくれるのがたまんない。これはあもりにも卑怯すぐるでしょう。
しかしその後の「おまえのケツがやっべぇ!柔らかでオレがやっべぇ!」「ここでそのセリフ使うと、意味がぜんぜん変わっちまうだろう!」(わざわざ、6章バトルの背中合せ=ケツとケツがふれ合っているCGを持ってくるご丁寧さ)ですべてブチ壊しだ(笑)。やっ↓べぇ↑という鳥海さんのイントネーションの付け方が妙にツボに入って笑える。

●エントリーNo.9 “ツァラトゥストラ” 藤井蓮

真打ち登場の練炭。CS版の新規オープニング曲に繋げてバックにロートスのCGを被せる演出が卑怯すぎて初見でウルッときた。だがそこから「時間が止まればいいと思っていた。お前と過ごすこの時を、掛け替えのない刹那の輝きに留めたいから」「自由な民と自由な世界で どうかこの瞬間に言わせて欲しい」「時よ止まれ――君は誰よりも……美しい、よ」と繋ぐ演出は、セリフそのものはスペシャルなものではないはずなのに、そのバックで流れる歌声が榊原ゆいさん=マリィであるということと、最初に魂よりの慟哭をみせる終曲のCGから始まること、マリィルートEDのCGを見せることなども含めて、どうやっても夜刀様を連想せざるをえないじゃないか!それは反則だろう!!永遠の刹那ぁぁぁぁぁぁ!!!!

●“黒円卓の双首領” 黄金の獣/水銀の蛇

「ああ、何故だ。何故耐えられぬ」「柔肌を撫でただけで、何故砕ける。この世は総じて繊細に過ぎるから」「我が愛は、破壊の情。愛でるためにまずは壊そう。否さ、壊れ果てるまで愛させてくれ」「私は、総てを愛している」
「貴女に恋をした。貴女に跪かせていただきたい、花よ」「この想い、遂げるためなら万象あらゆる物は貴女の為の舞台装置。我が脚本に踊る演者なり」「さあ、今宵の恐怖劇(グランギニョル)を始めよう」
「ディエス・イレ」「アクタ・エスト・ファーブラ」
はいはい平常運転平常運転。双首領は本編と言動が何も変わっていねーのに、それがなによりのご褒美的なものであるというのがやっぱり格が違う。なにより演技のヤバさ格好良さキモさがPC版の頃からまったくブレていないことに安心した。ファーブラでの演技はまさに絶技と呼ぶに相応しいものだったから、今回の演技が変に落ち着いた(型に嵌まった)ものになってはいないかと危惧していたので。あとニートダンスはほんとウザい。


ということで、まあ盛大に笑わせてもらいました。「俺達を愛してくれるすべての君に感謝を捧げ――また逢える日を待ってるぜ、ハニー☆」「ごふっ」「あ、鼻血が…」「うああ…ヤバいよヤバいよ…」「…今の録画したけど、要る?」「「「もちろん!!!」」」と最後にオチを付けてくれるところまで含めてサービス良すぎですわ。キレキレの台詞回しに掛け合いのテンポの良さ・演出のジャストなタイミング・声優陣のガチンコな熱演っぷりは相変わらず絶品で、ディエスというコンテンツが持つ力を再認識した次第。特に声優陣の演技がどいつもこいつも本気汁出し過ぎててヤバかった。ディエスの声優陣は高い演技力の人ばかりが揃っているけれど(これは信者の贔屓目抜きでもそう思う)結果的に男性陣は乙女ゲーとかとかBL方面のコンテンツの常連さんばっかり集まった形になっているもんで(つい最近だとうたプリとか面子カブりすぎよね)この「エロス」という題目がまあハマることハマること。無論いい意味でね。あのエロさは男でも妊娠しかねんレベル。
それから、(マキナなんかが分かりやすいけど)キャラの人となりやら本編でのエピソードとうまく絡めた台詞回しにしているところが良かった。完全に逸脱した媚び媚びなネタだったら、喜ぶユーザーも多い反面、ドン引きしていたファンも少なくはなかったと思う。(本来のユーザー層である…はずの男性ファンだけではなく、女性のファンでもそういう過度な媚び描写は萎えてしまうと嫌う人達はいるだろう)だが、本編の内容にフックすることで、冒頭の「今これ聴いている野郎がいたらさっさと閉じろ!マジでなんも良いことねえし、誰も幸せになれないから」という警告とは裏腹に、男性ユーザーにとっても相応に楽しめるものに仕上がったのではないだろうか。いや、面白かった。

『Dies irae ~Amantes amentes~』 OPムービー&バレンタインムービー公開

Dies irae ~Amantes amentes~

先日無事にマスターアップしたらしい、CS版ディエスこと『Dies irae ~Amantes amentes~』のサイトが更新。数ヶ月単位でブログを放置していたくせに、正田崇関連プロダクトの動きが活発になると冬眠から目覚めるアカウントはこちらになります。ってか6月28日発売というのに、このタイミングでこんなに情報公開してしまっていいのかしら。CS商流だから早めに広報展開して周知しないと発注数が絞られてヤバいのかしら。

まずはキャスティング情報が更新されているが、予想どおりに榊原ゆいさん以外は全員キャストが変わっちゃってますなー(棒)。まあそんな建前はさておけば、どなたも18禁版の魂の双子ばかりで問題はありませんな。興味深いのは、このタイミングで初めて表名が判明した人たち。てらしーや安元さんはバレバレだったし、エレオノーレやシュピーネさんは正田崇・まゆきDのTwitterアカウントのフォロー・フォロワー関係から推測できたが、日椰たぬきさんの確定情報が出たのは大きな収穫。今まで日椰さんと目されていたお名前と違っていたことで物議を醸し出していたが、獣殿自らが断言してくれたからこの人で間違いないのだろうな。
あと、ごくごく個人的には、リザ・ブレンナー役の彩世ゆうさんの表名が分かったことが大きかったりする。主に抜きゲー・低価格ゲー方面で昔からお世話になっている人だけど、旧DISCOVERYのツインズシリーズの里紗役とか、ぎゃくたまのかなで役が大好きだったので。(ホワルバ2の千晶も彩世さんと目されているけど、ドラマCDやサントラなんかでクレジットが出れば分かるのだろうか)

Dies irae ~Amantes amentes~
Getchu.com:げっちゅブログ:『Dies irae~Amantes amentes~』OPムービー&バレンタインムービー!


そしてCS版のオープニングムービーが公開されたが、これがまた安定の釣り動画。というか、初っ端からマリィが浜辺で歌うシーンがアニメーションしていて噴き出した。しかしその直後にニートことメルクリウスの指揮シーンが入り込んできて、恍惚の表情で嬉々としてやがんのがマジでうぜええええええええええ!!!! 『HELLSING』の少佐を思い出しましたわアレ。神咒神威神楽をプレイした後では、あの最悪の第六天波旬に比べたらメルクリウスはまだマトモだったよ、神咒のメルは綺麗なメルだったよ……とか思ってたけれど錯覚でしたわ。ニートのウザさマジ揺るぎない。
それ以外でも若かりし頃(?)のメルクリウス(初見ではアフターの螢かと思ったわ…)とか荒ぶる獣殿with聖槍とか、三騎士のバトルシーンがバリバリ動いており、これがCS版の未知か!と大興奮ですよ。描線が多くて細かいGユウスケの絵ってアニメ化しにくいデザインだと思うんだが、ゲーム中のイベントCGとレイアウトを合わせてアニメーションに繋ぐというやり方で、違和感を低減しているのは上手だなぁと。ぶっちゃけ飛び抜けて良いアニメという訳ではないんだけど、ゲームOPとしては全然オッケー。

このOPアニメは、(正田がツイッターで発言しているが)元々lightにアニメ業界へのパイプがあったからこそ(妄想してたよりは余程いいクオリティで)実現したことなのだろうけど、結構金かかってんじゃないのかしらねこれ。ぶっちゃけ今回のCS版って自社開発だけど、ちゃんと利益が出るのか?という疑問符が残ったりもする。……つーか予約数を稼ぐための特典商法とかやられる可能性が高そうなのが怖くてなー。
余談になるけど、lightの服部代表がアニメ業界出身というのは複数の媒体で目にしていたので、『潮風の消える海に』でのぽよよんろっくの起用とかには意外性を感じなかった記憶がある。Webで見られるソースではこれとかね。『少女革命ウテナ』の劇場版で、制作進行のスタッフに代表の名前が載っていることと、元lightスタッフ(現在はぱれっと所属)のくすくすがP天で受けていたインタビューで「元アニメーターで、最終的にはウテナの作画監督をやっていた」と発言していたんで、J.C.STAFFとかの近辺で仕事をしていたのかなーなんて邪推してたり。

閑話休題。CS化にあたっての新規イベントCGもチラホラとあって、規制コードに引っ掛かるのではないかと危惧されていた我らが形成(笑)シュピーネさんにも華麗に活躍する新規CGが割り振られて一安心。しかし最後の最後になってカットインした、黄金・水銀・刹那の三つ巴バトルのCGのインパクトはそれらすべてを吹き飛ばすほどの破壊力。俺達はこんな厨二病全開な頂上決戦が見たかったんだよ! 2年半も待たせやがって……(メガネくん)
しかし蓮は、(夜刀様もそうだったけど)マリィが絡まないと主人公というよりはダークヒーローっぽくなるのな。螢ルートから派生したブランチだとすれば諧謔での流出だろうが、二刀流ってことは緋々色金と黒円卓の聖槍の変形かこれ? 戦雷の聖剣ではない…と思う。人気投票中間発表の時の正田発言で

実はED後にメルをぶっ殺すところまでこぎつけます。
黄金ビーストとの三竦み大決戦。獣>蛇>蓮>獣というジャンケンが成立するのだ。スケルツォの流出、超凄ぇよ!

となるのは判明しているけれど、どういう経緯を経てこのシチュエーションに辿り着くのかというのはさっぱり不明。今回のCS版での一番の未知の要素として、どういう展開になるのか全力で期待したいものだ。


『Dies irae』 怒りのバレンタインプレゼント(女子Ver) - Togetter

一ヶ月ほど遅れるかたちでバレンタインムービーも公開されたが、初っ端から我々の業界ではご褒美です…というかツイッター企画に玲愛先輩のキャラ引っぱられてんだろこれ!!!! でもまあ、フルボイスでDiesキャラの掛け合いがまた見られただけで満足してたりするあたり我ながら度しがたい信者ぶりよ。PC版からけっこう時間が経ってるのに皆の演技にブレがないのが嬉しい。あと只一人マリィに振られたニートざまあ。
ツイッター上で語られたCS版の新規要素としては

・PSP版とPCコンシューマ版は内容同一。発売時期は現時点では未定。
・マリィアフター、玲愛アフター、三つ巴ルート(螢アフター?)が加筆。
 (以前にイベントで語られているが香純ルートは大幅に加筆)
・ドラマCDおよびサイドストーリーの本編マージ(ドラマCD分はボイス再録)
・新規BGM追加。(一例:アルファ・エイヴィヒカイト)
・CS版のショップ特典については、ショップ側の意向もあるから現状不明


といったところで、取り立てて新しいサプライズがあった訳ではなく、今まで小出しにされていたことの再確認程度でしかないな。加筆内容としては、新規CGが投下された三つ巴ルート(おそらく螢アフター)にすべてを持っていかれた感があるわ。
だが、自分が一番気になっているのは玲愛アフターの内容。それが既存のSSやドラマCDをただ本編にマージしたものだとすれば、正田卿、それは玲愛アフターやない!黎明/ルサルカアフターや!! というかですね、07年版は「すみません先輩(以下略)」でルート削除され、クンフトは2ルートどっちでも最後に死ぬし(見せ場はあったけど)、ファーブラの自ルートではまさかの黒円卓大活躍でグランドヒロイン(笑)は主人公(笑)ともども蚊帳の外だわ、“玲愛アフター”との触れ込みでルパンダイブした二つの現実はどうみても黎明アフターだわ、人気投票の結果で美味しいオーラスの締めを足引きBBAルサルカに全部持っていかれるわ、別時空の神咒では愛する刹那は黄昏に操を立てつづける(オーラスのアレは別カウント)悲恋のヒロインとか、いつになったら玲愛先輩は報われるんだよ!(血涙) ツイッター企画でのキャラ崩壊も(ニートを別枠とすれば)一番酷いだろなにあのヨゴレっぷり。いや、あの企画自体はすげぇ楽しいよ、楽しいんだけどさぁ……。07年版の最初の体験版とドラマCD「Wehrwolf」でクリティカルヒットして以来、足かけ5年に渡ってずっと玲愛先輩が一番好きな自分としては、このままで終わらせることは絶対に赦さない、絶対にだ。