Dies irae ~WhiteDay Movie~
『Dies irae』 怒りのホワイトデー (狂乱の男祭り) - Togetter
スーパーハッピー!ホワイトデー!!
先週のバレンタインムービーから一週間遅れるかたちで公開された、『Dies irae ~Amantes amentes~』のホワイトデームービー。先週の時点で「ぶっちゃけそっち(男勢が登場する今回のムービー)のほうが数倍狂ってる」とか予告されていたが、蓋を開けてみたら想像を遙かにぶっちぎる本気っぷりで公式が病気を通り越してもうここに魔城を建てればいいんじゃないかなというレベル。出自が18禁エロゲー/ギャルゲーなのに、女共が出張るバレンタインムービーよりも野郎共勢揃いのホワイトデームービーの方が本気度が高いって何か間違ってねーか(笑)。というか、なんでこういう吹っ飛んだ企画をバレンタインデーの時にやらなかったのだ、正田よ。
そもそも、進行役を務めている蓮と司狼のテンションが最初からブッチぎりすぎでおかしい。しょっぱなから「コンセプトは――」「エロス!」「オー↑ケー↑!!」とかフルスロットルでぶちかましてくれます。特に司狼はどこぞの太子かヘルカイザーが憑依してんじゃないかってくらいで、下手すりゃ本編よりテンション高いんじゃねえかこれ。だがしかし、この親友コンビのここまで仲が良さげな描写は本編では見られないので(その後の派生ストーリーでも殆ど見られない。敢えていえばBefore Story)それだけでもなんかグッと来てしまう。双首領どもと違って、この二人の関係性には、自滅因子が…とかナラカが…などとはあまり言いたくないのよ、俺は。
●エントリーNo.1 “黒円卓第4位” ヴィルヘルム・エーレンブルグ
まずトップバッターは切り込み隊長のベイ中尉。安定の耽美さだなーとは思うが、Twitter上でのフルボッコツッコミどおり、司狼や蓮の合いの手も(この後に続く他キャラに比べれば)わりと適当で雑だし、あまり驚きはないわな。まあその辺りの中途半端さも合わせてのベイ中尉というところで。それよりも、ツイッターアカウントで堂々と「ええ、まあ……俺も神咒神威神楽ありますんで。」とか放言していたことの方がよほど衝撃だよ。今の段階でそこまでぶっちゃけちゃっていいんかい兄様。
●エントリーNo.2 ”黒円卓第6位” イザーク・アイン・ゾーネンキント
なにこのマジで可愛いショタっ子。「お前が私の歯車を狂わせた。この胸の軋みを…なあ、いったいどうしてくれる…?」とか魅惑のなまてんもくボイスで囁かれたら、「うおおおおおおっっ!!やっべ、何これ!なんか俺まで赤面すんぞ!超ヤベエ!」と絶叫する司狼ともども(脳内彼女的な意味で)開いてはいけない扉に手を掛けてしまいそうです。……ところでヨハンはハブですか?
●エントリーNo.3 “黒円卓第2位” 櫻井戒
屑兄さんの蕩けそうな美声がマジやばい。っていうか、こんなトコでさらっと完全新規CGを持ってくんなwww "愛する者のためなら自分はどれだけでも穢れてみせる、だから貴方はいつまでも綺麗なままでいてほしい”という渇望は本編とまったく同じでものすごく身勝手かつ傲慢なものなんだが、それをこの蕩けそうな美声で囁かれると、そのあまーい口調と合わせてものすごーくBLCDっぽく響きます(苦笑)。でも、「ホワイトチョコのようであってくれ」なんてこっぱずかしい台詞だけど、天然たらしの屑兄さんだったら本編でもサラッと言いかねないよなぁ。
その後の「にいさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」(バイクで爆走)「司狼が壊れ始めてきたーーーっ!!」(諧謔の創造)の展開は反則だと思う(笑)。つーか、蓮も最初から壊れてますから。
●エントリーNo.4 “黒円卓第7位”ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン
「俺の名を呼んでくれ。誰よりもお前に呼んで欲しいのだ」「そして俺は辿り着く。お前の言葉で、俺の猛りに幕を引いてくれ」とか、台詞が全て練炭(ロートス)に向けてるように聞こえてしまって困る。しかしこれ、本編準拠の終焉を求める執着にも、ホワイトデーのサービス的なリップトークにも、アッー!なBLを匂わすネタ会話にも聞こえる台詞回しで、本編のキャラクタから極端に逸脱している訳ではないところがつくづく上手。
それを受けての「「これが俺の「デウス!」「エクス!」マキナ!!」」のすごく一撃必殺な台詞にあえなく轟沈。っていうかあの上半身マッパでえらくBLっぽい雰囲気のEinsatz(シングルCD)の口絵を被せんじゃねえw
●エントリーNo.5 “黒円卓第10位” ロート・シュピーネ
みんな大好きシュピーネさん。「親愛なるお嬢さんたち。私の糸をもって、貴女のハートを雁字搦めにしてあげましょう。そう。その愛は、すでに、私の蜘蛛の巣の中…」という台詞とCS版新規CGであるスタイリッシュ懸糸のCGは――あれ、練炭の言うとおり本当にキモカッコいいぞ、シュピーネさんなのに。これはもしかしてアレか、黄金水銀の怪獣大決戦で、まさかのシュピーネさん大活躍を期待でき……ムリダナ。すみません夢見すぎました。それにしても、神咒でも思ったけど、中の人のキモ演技はほんと上手いな。尊敬する。
●エントリーNo.6 “黒円卓第3位” ヴァレリア・トリファ
そんなシュピーネと同様、その変態演技っぷりに定評のある神父様。怪しく囁くような演技がハマりすぎててヤバいわ。「そのチョコを抱いて揺れに揺れ、狂おしいほど葛藤する愛」「食べるべきか、食べざるべきか。ああ、貴女を愛しているが故に答えは出ない」「私は永劫、貴女の虜で在り続けよう」――って神父様、ナニをブリアーしてやがるんですかwww その後の「聖餐杯は砕けないッ!」「でも氷室先輩にチョコ貰えなかったーっ!」パリーン!のテンポの良さに大笑い。やっぱり今回も神父様の創造→親愛なる白鳥YO!は死亡フラグ安定でした。
●エントリーNo.7 “黒円卓第12位” ヴォルフガング・シュライバー
安定のヤンデレっぷりであるけど、うーん、反応しにくいなー。本編と言ってることが変わらないけれど、シュライバーの平常運転はあまりネタにならないからなぁ。アンナちゃんの方が良かったんじゃないかなーと思ったりもする。それよりも「つーかお前、男じゃねぇだろ!」「そりゃ当然のツッコミだが、不能はお互い様だろう!」という合いの手の方が笑えるのがなんとも。酷い親友だな練炭。
●エントリーNo.8 “ゲオルギウス” 遊佐司狼
司狼の「デジャヴるんだよ」発言きたー。コールするのが(他にいないから当然だけど)練炭というのがまず泣かせるし、「俺が狙ってんのはいつだって勝ちだ」というのは本編(特に玲愛ルート)の内容とも、大欲界天狗道における宿儺の有り様にも通じるものでグッと来る。それまでのムービーでの仲良すぎなやりとりも含めて、練炭との種々の関係を連想させてくれるのがたまんない。これはあもりにも卑怯すぐるでしょう。
しかしその後の「おまえのケツがやっべぇ!柔らかでオレがやっべぇ!」「ここでそのセリフ使うと、意味がぜんぜん変わっちまうだろう!」(わざわざ、6章バトルの背中合せ=ケツとケツがふれ合っているCGを持ってくるご丁寧さ)ですべてブチ壊しだ(笑)。やっ↓べぇ↑という鳥海さんのイントネーションの付け方が妙にツボに入って笑える。
●エントリーNo.9 “ツァラトゥストラ” 藤井蓮
真打ち登場の練炭。CS版の新規オープニング曲に繋げてバックにロートスのCGを被せる演出が卑怯すぎて初見でウルッときた。だがそこから「時間が止まればいいと思っていた。お前と過ごすこの時を、掛け替えのない刹那の輝きに留めたいから」「自由な民と自由な世界で どうかこの瞬間に言わせて欲しい」「時よ止まれ――君は誰よりも……美しい、よ」と繋ぐ演出は、セリフそのものはスペシャルなものではないはずなのに、そのバックで流れる歌声が榊原ゆいさん=マリィであるということと、最初に魂よりの慟哭をみせる終曲のCGから始まること、マリィルートEDのCGを見せることなども含めて、どうやっても夜刀様を連想せざるをえないじゃないか!それは反則だろう!!永遠の刹那ぁぁぁぁぁぁ!!!!
●“黒円卓の双首領” 黄金の獣/水銀の蛇
「ああ、何故だ。何故耐えられぬ」「柔肌を撫でただけで、何故砕ける。この世は総じて繊細に過ぎるから」「我が愛は、破壊の情。愛でるためにまずは壊そう。否さ、壊れ果てるまで愛させてくれ」「私は、総てを愛している」
「貴女に恋をした。貴女に跪かせていただきたい、花よ」「この想い、遂げるためなら万象あらゆる物は貴女の為の舞台装置。我が脚本に踊る演者なり」「さあ、今宵の恐怖劇(グランギニョル)を始めよう」
「ディエス・イレ」「アクタ・エスト・ファーブラ」
はいはい平常運転平常運転。双首領は本編と言動が何も変わっていねーのに、それがなによりのご褒美的なものであるというのがやっぱり格が違う。なにより演技のヤバさ格好良さキモさがPC版の頃からまったくブレていないことに安心した。ファーブラでの演技はまさに絶技と呼ぶに相応しいものだったから、今回の演技が変に落ち着いた(型に嵌まった)ものになってはいないかと危惧していたので。あとニートダンスはほんとウザい。
ということで、まあ盛大に笑わせてもらいました。「俺達を愛してくれるすべての君に感謝を捧げ――また逢える日を待ってるぜ、ハニー☆」「ごふっ」「あ、鼻血が…」「うああ…ヤバいよヤバいよ…」「…今の録画したけど、要る?」「「「もちろん!!!」」」と最後にオチを付けてくれるところまで含めてサービス良すぎですわ。キレキレの台詞回しに掛け合いのテンポの良さ・演出のジャストなタイミング・声優陣のガチンコな熱演っぷりは相変わらず絶品で、ディエスというコンテンツが持つ力を再認識した次第。特に声優陣の演技がどいつもこいつも本気汁出し過ぎててヤバかった。ディエスの声優陣は高い演技力の人ばかりが揃っているけれど(これは信者の贔屓目抜きでもそう思う)結果的に男性陣は乙女ゲーとかとかBL方面のコンテンツの常連さんばっかり集まった形になっているもんで(つい最近だとうたプリとか面子カブりすぎよね)この「エロス」という題目がまあハマることハマること。無論いい意味でね。あのエロさは男でも妊娠しかねんレベル。
それから、(マキナなんかが分かりやすいけど)キャラの人となりやら本編でのエピソードとうまく絡めた台詞回しにしているところが良かった。完全に逸脱した媚び媚びなネタだったら、喜ぶユーザーも多い反面、ドン引きしていたファンも少なくはなかったと思う。(本来のユーザー層である…はずの男性ファンだけではなく、女性のファンでもそういう過度な媚び描写は萎えてしまうと嫌う人達はいるだろう)だが、本編の内容にフックすることで、冒頭の「今これ聴いている野郎がいたらさっさと閉じろ!マジでなんも良いことねえし、誰も幸せになれないから」という警告とは裏腹に、男性ユーザーにとっても相応に楽しめるものに仕上がったのではないだろうか。いや、面白かった。
『Dies irae』 怒りのホワイトデー (狂乱の男祭り) - Togetter
スーパーハッピー!ホワイトデー!!
先週のバレンタインムービーから一週間遅れるかたちで公開された、『Dies irae ~Amantes amentes~』のホワイトデームービー。先週の時点で「ぶっちゃけそっち(男勢が登場する今回のムービー)のほうが数倍狂ってる」とか予告されていたが、蓋を開けてみたら想像を遙かにぶっちぎる本気っぷりで公式が病気を通り越してもうここに魔城を建てればいいんじゃないかなというレベル。出自が18禁エロゲー/ギャルゲーなのに、女共が出張るバレンタインムービーよりも野郎共勢揃いのホワイトデームービーの方が本気度が高いって何か間違ってねーか(笑)。というか、なんでこういう吹っ飛んだ企画をバレンタインデーの時にやらなかったのだ、正田よ。
そもそも、進行役を務めている蓮と司狼のテンションが最初からブッチぎりすぎでおかしい。しょっぱなから「コンセプトは――」「エロス!」「オー↑ケー↑!!」とかフルスロットルでぶちかましてくれます。特に司狼はどこぞの太子かヘルカイザーが憑依してんじゃないかってくらいで、下手すりゃ本編よりテンション高いんじゃねえかこれ。だがしかし、この親友コンビのここまで仲が良さげな描写は本編では見られないので(その後の派生ストーリーでも殆ど見られない。敢えていえばBefore Story)それだけでもなんかグッと来てしまう。双首領どもと違って、この二人の関係性には、自滅因子が…とかナラカが…などとはあまり言いたくないのよ、俺は。
●エントリーNo.1 “黒円卓第4位” ヴィルヘルム・エーレンブルグ
まずトップバッターは切り込み隊長のベイ中尉。安定の耽美さだなーとは思うが、Twitter上でのフルボッコツッコミどおり、司狼や蓮の合いの手も(この後に続く他キャラに比べれば)わりと適当で雑だし、あまり驚きはないわな。まあその辺りの中途半端さも合わせてのベイ中尉というところで。それよりも、ツイッターアカウントで堂々と「ええ、まあ……俺も神咒神威神楽ありますんで。」とか放言していたことの方がよほど衝撃だよ。今の段階でそこまでぶっちゃけちゃっていいんかい兄様。
●エントリーNo.2 ”黒円卓第6位” イザーク・アイン・ゾーネンキント
なにこのマジで可愛いショタっ子。「お前が私の歯車を狂わせた。この胸の軋みを…なあ、いったいどうしてくれる…?」とか魅惑のなまてんもくボイスで囁かれたら、「うおおおおおおっっ!!やっべ、何これ!なんか俺まで赤面すんぞ!超ヤベエ!」と絶叫する司狼ともども(脳内彼女的な意味で)開いてはいけない扉に手を掛けてしまいそうです。……ところでヨハンはハブですか?
●エントリーNo.3 “黒円卓第2位” 櫻井戒
屑兄さんの蕩けそうな美声がマジやばい。っていうか、こんなトコでさらっと完全新規CGを持ってくんなwww "愛する者のためなら自分はどれだけでも穢れてみせる、だから貴方はいつまでも綺麗なままでいてほしい”という渇望は本編とまったく同じでものすごく身勝手かつ傲慢なものなんだが、それをこの蕩けそうな美声で囁かれると、そのあまーい口調と合わせてものすごーくBLCDっぽく響きます(苦笑)。でも、「ホワイトチョコのようであってくれ」なんてこっぱずかしい台詞だけど、天然たらしの屑兄さんだったら本編でもサラッと言いかねないよなぁ。
その後の「にいさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」(バイクで爆走)「司狼が壊れ始めてきたーーーっ!!」(諧謔の創造)の展開は反則だと思う(笑)。つーか、蓮も最初から壊れてますから。
●エントリーNo.4 “黒円卓第7位”ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン
「俺の名を呼んでくれ。誰よりもお前に呼んで欲しいのだ」「そして俺は辿り着く。お前の言葉で、俺の猛りに幕を引いてくれ」とか、台詞が全て練炭(ロートス)に向けてるように聞こえてしまって困る。しかしこれ、本編準拠の終焉を求める執着にも、ホワイトデーのサービス的なリップトークにも、アッー!なBLを匂わすネタ会話にも聞こえる台詞回しで、本編のキャラクタから極端に逸脱している訳ではないところがつくづく上手。
それを受けての「「これが俺の「デウス!」「エクス!」マキナ!!」」のすごく一撃必殺な台詞にあえなく轟沈。っていうかあの上半身マッパでえらくBLっぽい雰囲気のEinsatz(シングルCD)の口絵を被せんじゃねえw
●エントリーNo.5 “黒円卓第10位” ロート・シュピーネ
みんな大好きシュピーネさん。「親愛なるお嬢さんたち。私の糸をもって、貴女のハートを雁字搦めにしてあげましょう。そう。その愛は、すでに、私の蜘蛛の巣の中…」という台詞とCS版新規CGであるスタイリッシュ懸糸のCGは――あれ、練炭の言うとおり本当にキモカッコいいぞ、シュピーネさんなのに。これはもしかしてアレか、黄金水銀の怪獣大決戦で、まさかのシュピーネさん大活躍を期待でき……ムリダナ。すみません夢見すぎました。それにしても、神咒でも思ったけど、中の人のキモ演技はほんと上手いな。尊敬する。
●エントリーNo.6 “黒円卓第3位” ヴァレリア・トリファ
そんなシュピーネと同様、その変態演技っぷりに定評のある神父様。怪しく囁くような演技がハマりすぎててヤバいわ。「そのチョコを抱いて揺れに揺れ、狂おしいほど葛藤する愛」「食べるべきか、食べざるべきか。ああ、貴女を愛しているが故に答えは出ない」「私は永劫、貴女の虜で在り続けよう」――って神父様、ナニをブリアーしてやがるんですかwww その後の「聖餐杯は砕けないッ!」「でも氷室先輩にチョコ貰えなかったーっ!」パリーン!のテンポの良さに大笑い。やっぱり今回も神父様の創造→親愛なる白鳥YO!は死亡フラグ安定でした。
●エントリーNo.7 “黒円卓第12位” ヴォルフガング・シュライバー
安定のヤンデレっぷりであるけど、うーん、反応しにくいなー。本編と言ってることが変わらないけれど、シュライバーの平常運転はあまりネタにならないからなぁ。アンナちゃんの方が良かったんじゃないかなーと思ったりもする。それよりも「つーかお前、男じゃねぇだろ!」「そりゃ当然のツッコミだが、不能はお互い様だろう!」という合いの手の方が笑えるのがなんとも。酷い親友だな練炭。
●エントリーNo.8 “ゲオルギウス” 遊佐司狼
司狼の「デジャヴるんだよ」発言きたー。コールするのが(他にいないから当然だけど)練炭というのがまず泣かせるし、「俺が狙ってんのはいつだって勝ちだ」というのは本編(特に玲愛ルート)の内容とも、大欲界天狗道における宿儺の有り様にも通じるものでグッと来る。それまでのムービーでの仲良すぎなやりとりも含めて、練炭との種々の関係を連想させてくれるのがたまんない。これはあもりにも卑怯すぐるでしょう。
しかしその後の「おまえのケツがやっべぇ!柔らかでオレがやっべぇ!」「ここでそのセリフ使うと、意味がぜんぜん変わっちまうだろう!」(わざわざ、6章バトルの背中合せ=ケツとケツがふれ合っているCGを持ってくるご丁寧さ)ですべてブチ壊しだ(笑)。やっ↓べぇ↑という鳥海さんのイントネーションの付け方が妙にツボに入って笑える。
●エントリーNo.9 “ツァラトゥストラ” 藤井蓮
真打ち登場の練炭。CS版の新規オープニング曲に繋げてバックにロートスのCGを被せる演出が卑怯すぎて初見でウルッときた。だがそこから「時間が止まればいいと思っていた。お前と過ごすこの時を、掛け替えのない刹那の輝きに留めたいから」「自由な民と自由な世界で どうかこの瞬間に言わせて欲しい」「時よ止まれ――君は誰よりも……美しい、よ」と繋ぐ演出は、セリフそのものはスペシャルなものではないはずなのに、そのバックで流れる歌声が榊原ゆいさん=マリィであるということと、最初に魂よりの慟哭をみせる終曲のCGから始まること、マリィルートEDのCGを見せることなども含めて、どうやっても夜刀様を連想せざるをえないじゃないか!それは反則だろう!!永遠の刹那ぁぁぁぁぁぁ!!!!
●“黒円卓の双首領” 黄金の獣/水銀の蛇
「ああ、何故だ。何故耐えられぬ」「柔肌を撫でただけで、何故砕ける。この世は総じて繊細に過ぎるから」「我が愛は、破壊の情。愛でるためにまずは壊そう。否さ、壊れ果てるまで愛させてくれ」「私は、総てを愛している」
「貴女に恋をした。貴女に跪かせていただきたい、花よ」「この想い、遂げるためなら万象あらゆる物は貴女の為の舞台装置。我が脚本に踊る演者なり」「さあ、今宵の恐怖劇(グランギニョル)を始めよう」
「ディエス・イレ」「アクタ・エスト・ファーブラ」
はいはい平常運転平常運転。双首領は本編と言動が何も変わっていねーのに、それがなによりのご褒美的なものであるというのがやっぱり格が違う。なにより演技のヤバさ格好良さキモさがPC版の頃からまったくブレていないことに安心した。ファーブラでの演技はまさに絶技と呼ぶに相応しいものだったから、今回の演技が変に落ち着いた(型に嵌まった)ものになってはいないかと危惧していたので。あとニートダンスはほんとウザい。
ということで、まあ盛大に笑わせてもらいました。「俺達を愛してくれるすべての君に感謝を捧げ――また逢える日を待ってるぜ、ハニー☆」「ごふっ」「あ、鼻血が…」「うああ…ヤバいよヤバいよ…」「…今の録画したけど、要る?」「「「もちろん!!!」」」と最後にオチを付けてくれるところまで含めてサービス良すぎですわ。キレキレの台詞回しに掛け合いのテンポの良さ・演出のジャストなタイミング・声優陣のガチンコな熱演っぷりは相変わらず絶品で、ディエスというコンテンツが持つ力を再認識した次第。特に声優陣の演技がどいつもこいつも本気汁出し過ぎててヤバかった。ディエスの声優陣は高い演技力の人ばかりが揃っているけれど(これは信者の贔屓目抜きでもそう思う)結果的に男性陣は乙女ゲーとかとかBL方面のコンテンツの常連さんばっかり集まった形になっているもんで(つい最近だとうたプリとか面子カブりすぎよね)この「エロス」という題目がまあハマることハマること。無論いい意味でね。あのエロさは男でも妊娠しかねんレベル。
それから、(マキナなんかが分かりやすいけど)キャラの人となりやら本編でのエピソードとうまく絡めた台詞回しにしているところが良かった。完全に逸脱した媚び媚びなネタだったら、喜ぶユーザーも多い反面、ドン引きしていたファンも少なくはなかったと思う。(本来のユーザー層である…はずの男性ファンだけではなく、女性のファンでもそういう過度な媚び描写は萎えてしまうと嫌う人達はいるだろう)だが、本編の内容にフックすることで、冒頭の「今これ聴いている野郎がいたらさっさと閉じろ!マジでなんも良いことねえし、誰も幸せになれないから」という警告とは裏腹に、男性ユーザーにとっても相応に楽しめるものに仕上がったのではないだろうか。いや、面白かった。
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コメント
第4次スーパーロボット大戦E(エロ) 2/3
↑もうご覧になりましたか
神咒神威神楽の扱いがかなり良いですし、必見ですよ!
2012-03-28 03:00 武 URL 編集
○アッー!
2012-03-28 20:50 とおりすがり URL 編集
Re: タイトルなし
> 第4次スーパーロボット大戦E(エロ) 2/3
> ↑もうご覧になりましたか
> 神咒神威神楽の扱いがかなり良いですし、必見ですよ!
とうぜん公開日にチェックしました(笑)。
この制作者の方は、エロゲとスパロボ、双方に対する理解度の深さが素晴らしいです。
今回もルネ山枠・最低の屑枠・ライアー枠・乳忍者枠と取り揃えていましたしね。
2012-03-28 23:55 御名方 URL 編集
Re: タイトルなし
> ○アッー!
記事を訂正しましたアッー!
2012-03-28 23:56 御名方 URL 編集
それで御名方さんはどのキャラに投票されたんですか?
2012-04-01 18:59 no name URL 編集
Re: タイトルなし
PSP版は女性ユーザーも手に取りやすいでしょうし、新規の人も更に増えそうですね。
ただ、女性ユーザーの目線を過度に意識してしまうようでは逆効果というか
醒めてしまう女性ユーザーも多いと思うので、その辺は勘違いしてほしくはないなぁと。
2012-04-01 21:34 御名方 URL 編集
何より驚いたのが蓮が主人公してたって事です
2012-07-01 19:05 no name URL 編集
Re: タイトルなし
先日コンプリートしたばかりで、返信が遅れて申し訳ありません。
三つ巴ルートはヤバかったですね!
蓮と先輩が主人公・ヒロインやってて何この未知は?と悶絶しました。
ただ、PSP版はすげぇストレス溜まる仕様だったので、PC版でやり直す予定です。
2012-08-02 02:35 御名方 URL 編集